食品ロス削減事業「ロスゼロ」を運営するビューティフルスマイルは、不定期・不定量に発生する食品ロスの特性をポジティブに活かしたサブスクリプションサービス「ロスゼロ不定期便」を開発したと発表した。
「ロスゼロ不定期便」は、大企業とスタートアップのオープンイノベーションを推進する「ONE JAPAN事業共創プロジェクト」を通して、ビューティフルスマイル社とONE JAPANに参加するマッキャンエリクソンとの共創で生まれたという。
ロスゼロ不定期便は、日本初の「食品ロスとなる食品が不定期に届く」食品ロス体感型サブスクリプション型サービスでだという。
これまで食品ロスは発生が安定的ではないためニーズがありつつもサブスクリプション型での提供を安定して行うことが難しかったものの、「毎回同じものが同じタイミングで届く」わけではない特色をポジティブに捉え、余剰分の食品が発生したタイミングで消費者や企業の手元に届ける形で提供する「不定期な定期便」として開発。
食品ロスを知るとともに、食べることで食品ロスを減らすという「体感型」にすることで利用者の食品ロスへの理解を深めていくと考えているとのことだ。
「ロスゼロ不定期便」は、2021年6月からONE JAPAN内の大企業社員の人々の協力を得て実証実験をスタートし、10月後半から一般向けリリースを開始するという。
なお、10月31日開催予定のONE JAPAN主催オンラインカンファレンス「ONE JAPAN CONFERENCE 2021」にて、今回の事業共創内容を発表するとのことだ。
「ロスゼロ不定期便」概要
配送:
基本月一回だが、配達日と内容は毎月変わる。
内容:
ロスゼロがその時の状況に合わせて詰めるため毎回変わる。
コース:
金額によってボリュームが異なる複数コースを用意予定。
情報:
食品ロスや環境問題、SDGs等に興味を持てるような情報をキュレーションし商品と一緒に届ける。