オリンパスは、東京証券取引所(以下、東証)が2022年4月4日に実施する新市場区分への移行に関して、2021年7月9日付で、東証から新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する一次判定結果を受領し、新市場区分において「プライム市場」の上場維持基準に適合していることを確認。
この結果を踏まえ、2021年9月24日開催の取締役会において、移行先となる市場区分として「プライム市場」を選択することを決議したと発表した。
今後、同社は東証の定めるスケジュールに基づき、新市場区分の選択申請に係る所定の手続きを進めていくという。
「プライム市場」は、多くの機関投資家の投資対象になりうる規模の時価総額(流動性)を持ち、より高いガバナンス水準を備え、投資者との建設的な対話を中心に据えて持続的な成長と中長期的な企業価値の向上にコミットする企業向けの市場と位置付けられているという。
今回の判定結果は、同社がこれまでコーポレートガバナンスの向上に取り組んできた結果を評価されたものだと受け止めているとのことだ。
今後もガバナンスの強化と透明性の一層の向上を図り、「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」に向けて、会社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指していくとしている。