「スーパーマリオ」のアニメ映画、2022年のホリデーシーズンに公開 声優キャストも決定

イルミネーションと任天堂は、共同で制作している「スーパーマリオ」のアニメ映画を、2022年のホリデーシーズンに公開することを決定したと発表した。

北米においては2022年12月21日に公開し、その他の国と地域は具体的な公開日程が決まり次第発表となるとしている。

制作にはUniversal Picturesと任天堂が出資し、全世界においてUniversal Picturesが配給を行うとのことだ。

また、映画に登場するマリオ、ピーチ姫、ルイージ、クッパ、キノピオ、ドンキーコング、クランキーコング、カメック、ブラッキーの声を担当する声優キャストを決定。

それぞれのキャラクターの特徴や個性を表現するのに最適な俳優・声優陣が担当するという。

なお、この映画は、イルミネーションの創業者・代表 兼 任天堂社外取締役のChris Meledandri(クリス・メレダンドリ)氏と、任天堂の代表取締役フェローの宮本茂氏が共同でプロデューサーを務める。

その他、監督をAaron Horvath(アーロン・ホーバス)氏とMichael Jelenic(マイケル・ジェレニック)氏が務め、脚本をMatthew Fogel(マシュー・フォーゲル)氏が手掛けるとのことだ。

イルミネーション創業者・代表 兼 任天堂社外取締役のChris Meledandri氏は、次のように述べている。

「マリオとルイージは、ポピュラーカルチャーの中でも最も愛されているヒーローの二人です。宮本さんや任天堂のチームと協力しながら、アニメーション映画でこれらのキャラクターたちに命を吹き込むという、これまでにイルミネーションが手掛けてきた作品にはなかったような特別な機会をいただけて光栄です」

また、任天堂代表取締役フェローの宮本氏は、次のように述べている。

「キャラクターのライセンス映画を制作するのではなく、スーパーマリオをスクリーンで観て、ゲームを知っている人も知らない人も楽しめる娯楽作品を目指して、クリスさんが率いるベテランチームと制作しています。多くの学びを得ながらも、制作は順調に、かつ有意義に進んでいます。公開までもう少しお時間をいただくことになりますが、劇場の画面で動き回る個性あふれるキャラクター達にご期待ください」

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