LIFULL、人生100年時代をより自分らしく生きるためのWEBサイト「LIFULL 人生設計(β版)」を提供開始

ソーシャルエンタープライズとして、事業を通して様々な社会課題の解決に取り組むLIFULL(ライフル)は、人生100年時代をより自分らしく生きるためのWEBサイト「LIFULL 人生設計(β版)」を2021年9月21日から提供開始したと発表した。

「LIFULL 人生設計(β版)」サイト概要 

「LIFULL 人生設計(β版)」は、お金の不安解決に対して見識の広い独立系ファイナンシャルプランナーなどの専門家と提携し、「人生設計を軸にした資産形成」に関する記事を提供するという。

ユーザーは、これらの記事内容や充実したプロフィールページから、専門家を比較検討した上で自分のニーズや価値観にあった専門家に相談することが可能であるとのことだ。

ユーザーからの相談をすべて有料とすることで、専門家が特定の金融商品を薦める等のバイアスがかからないサービスとなっているという。

サービス提供の背景

人生100年時代に向けて、より自分らしく生きるための人生設計が望まれるものの、LIFULL調査によると、40歳~65歳の88.7%が老後へのお金の不安を抱えており、このうち61.2%は不安に対して特に何も対策していないという結果となった。

また、40歳~65歳の87.2%が金融機関やファイナンシャルプランナーなどに相談したことがなく、同64.1%が「お金の知識を得ているメディア」は特にない、という結果に。

一方では、お金に関する既存の無料相談サービス等は特定の金融商品を販売することによって手数料を得ている場合が多く、相談者に対して提供されるサービスそのものが信頼に足るのかどうか判断できないという構造的な課題があったとのことだ。

そこでLIFULLは、老後に向けたお金の不安として回答が多かった、『不安解決をサポートする専門家と出会う機会がない』、『どのようなメディアを通してお金の知識を得たらいいのか分からない』、という課題解決に取り組むという。

「LIFULL 人生設計」について

LIFULLは、事業を通じて社会課題の解決に取り組む企業グループ(ソーシャルエンタープライズ)として、LIFULLが実現したい未来に向けて、個人が抱える課題からその先にある世の中の課題を解決していくため、『LIFULL アジェンダ』 を発表。

「LIFULL 人生設計」では、LIFULLアジェンダの中から以下2つの目標に取り組んでいくとしている。

・人生100年時代を自分らしく生きるために、人生設計を主体的に見直す機会を増やす
・人生100年時代における経済的不安をなくすために、お金に関する選択肢を広げる

この目標の実現のために、 「LIFULL HOME’S」や「LIFULL 地方創生」、「LIFULL 介護」などのグループ連携、さらに社外との提携も積極的に行い、完成版に向けて以下価値創出を進めていくという。

人生100年時代において、
1.網羅的・体系的な情報提供により、ベストな決断ができる
2.専門性が高く価値観を共有できるアドバイザーが見つかる
3.生活者に寄り添った提案により、ポジティブな行動ができる
4.中立的なシミュレーションにより、より自分らしい人生設計ができる

「LIFULL 人生設計」が目指す社会

平成29年より首相官邸に人生100年時代構想会議が設置され、人生100年時代を見据えた経済・社会システムを実現するための政策のグランドデザインに係る検討が議論されている。

長寿化が進む中での人生設計に関しては新しいグランドデザインが必要になっており、従来の枠組みにとらわれない発想や考え方が求められているとのことだ。

「LIFULL 人生設計」では、人生100年時代を誰もがより自分らしく生きることができるように、人生設計を主体的に見直す機会を提供し、人生の選択肢を広げていくという。

また、従来の枠組みにとらわれない発想や考え方が求められているからこそ、「ユーザーの皆さまと一緒に考え、作り出していく」姿勢を重視していくとしている。

Webサイトだけではなく、FacebookやTwitterなどのSNSも活用してユーザーから意見や感想をもらう機会を積極的につくり、意見や感想を踏まえた上で、完成版に向けて価値創出や品質向上に努めていくとのことだ。

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