伊藤忠商事・ファミマ・テラサイクル、海洋プラスチックごみが原材料の回収BOX開発 10月より「ファミマフードドライブ」に導入

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海洋プラスチックごみを使用した回収BOX

伊藤忠商事は、ファミリーマート、テラサイクルジャパン(以下、テラサイクル)と協働し、ファミリーマートが展開する「ファミマフードドライブ」において、長崎県対馬市に漂着した海洋プラスチックごみを原材料の一部に使用した食品の「回収BOX」を開発したと発表した。

10月初旬から全国500店舗以上で順次導入していくとのことだ。

海洋プラスチックごみを原材料の一部に使用した「回収BOX」

昨今、海洋ごみ問題は世界的に注目され対策が急がれている。特に長崎県対馬市には、年間約2万立米の海洋ごみが漂着していると推定されており、深刻な社会問題となっているという。

3社で開発した海洋プラスチックごみを原材料の一部に使用したファミリーマートの店舗用備品は、2021年2月に導入した買い物かごに続き、今回が2例目となる。

今回も前回同様、テラサイクルが長崎県対馬市で回収された海洋プラスチックごみを調達し、伊藤忠商事と協働して製造したものとしている。

今回の「ファミマフードドライブ」の「回収BOX」の導入を通じて、世界的な関心となっている海洋プラスチックごみ問題の啓発活動にも取り組んでいくとのことだ。

回収BOXについて

【サイズ】外寸:530×366×325mm
【容量】50リットル
【特徴】長崎県対馬市で回収された海洋プラスチックを原材料の一部に使用。

回収BOX
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