Facebook Japanは、9月17日から始まるSDGs週間に先駆け、コミュニティと共創したSDGsについてのソーシャルキャンペーンを発表した。
同キャンペーンを通じて、SDGsアクションの「自分事化」を促すコンテンツ『SDGs診断~あなたに合ったSDGsアクションは?~』、貧困や飢餓対策に焦点が当たりやすいこども食堂の正しいイメージを広めるきっかけづくりを目指す『Re-labelingプロジェクト』の2つの新しいプロジェクトを実施するという。
・『SDGs診断~あなたに合ったSDGsアクションは?~』
Facebook社は、一人ひとりの行動を促すべく、Facebookを活用して積極的なSDGsアクションを行っている数多くのコミュニティの協力を得て、診断コンテンツ『SDGs診断~あなたに合ったSDGsアクションは?~』を制作。
同コンテンツは、日常生活における行動や興味、性格などの設問に回答することで、回答者を4つのタイプに分類し、診断結果に合わせて、回答者に自身の趣向性に合ったFacebook上でSDGsの活動を行っているコミュニティをおすすめするもの。
診断結果から自分自身に合ったコミュニティを発見することで、一人ひとりがSDGsアクションに向けた第一歩を踏み出すことができるという。
さらにSDGsを「自分事化」するため、SDGsについての概要や、私たちが直面している課題を解説したページを用意し、改めてSDGsの理解を深めるきっかけを提供する。
同診断は、Facebookの利用の有無に関わらず活用可能。
一人ひとりのSDGsに対する「自分事化」だけでなく、コミュニティに参加し、そこにいる人々とつながることでSDGsへの理解を促し、さらには、コミュニティのSDGsへの取り組みを活性化させることで、目標達成に寄与することを目指すとのことだ。
・『Re-labelingプロジェクト』
同プロジェクトでは「こども食堂は貧しい子どもだけが行く場所だ」といった誤ったラベル(イメージ)をはがし、こども食堂の正しいイメージを広げるきっかけを作ることを目的としている。
9月22日(水)には、「Re-labelingプロジェクト」の第一弾の活動として、父親が子育てを積極的に行うことを提案する「NPO法人スーパーダディ協会」と、「こども食堂waiwai」(品川区)の協力を得て、こども食堂での「リラベリング発想ワークショップ&デリバリー絵本展」を開催。
NPO法人スーパーダディ協会会員によって運営されているリサイクル絵本図書館「Ciccia Books」(大阪府)より選出された、幼児だけではなく様々な世代が楽しめる絵本の展示や絵本を使ったワークショップを通して、こども食堂で子どもたちが新しい世界との出会いや気づきを得るきっかけをつくるとしている。