ソフトバンクは、スポーツ競技力向上をサポートするスポーツテックサービスの提供を、2021 年度中に開始すると発表した。

アプリの全体監修とお手本動画の制作は、筑波大学アスレチックデパートメントが協力するという。

近年、競技経験がない部活動の顧問をせざるを得ないという教員の増加や、顧問がスポーツ指導者資格を保有していないため、質の高い指導が受けられないという課題が増加しているという。

ソフトバンクは、競技経験がない顧問でも専門的な指導を行うことができ、また身近に指導者がいなくても遠隔で質の高い指導が受けられる環境を実現すべく、スポーツテックサービスを提供するとのことだ。

スポーツテックサービスでは、さまざまなジャンル、動作のお手本動画を視聴して学び、骨格推定技術や AI(人工知能)を用いた分析により、お手本動画と自分のフォームを比べて動作が異なる部分を理解し、自分のフォームを直すことが可能。

また、過去の自分と比較しながら成長過程を見ることができるとしている。

なお、各種競技では筑波大学アスレチックデパートメントおよび各専門教員や学生、さらにゴルフ競技ではプロゴルファーの星野陸也選手が、それぞれ提供開始時の監修を協力するとのことだ。