KDDI、山手線と大阪環状線の駅間を5Gエリア化 関東4路線の計47駅のホームで5Gサービスが利用可能に

KDDI 5Gエリア化

KDDIは、JR東日本の山手線とJR西日本の大阪環状線の駅間、およびJR中央・総武線、京浜東北線、埼京線、西武鉄道新宿線の計47駅のホームにおいて、市中からの対策により5Gの通信ネットワークの構築を完了したことを発表した。

これにより、2021年6月に発表した山手線と大阪環状線の全駅ホームに加えて、今回、山手線と大阪環状線の駅間、および4路線47駅のホームにおいて5Gサービスを利用することが可能になったという。

auは、2019年から5G基地局の配備を開始し、5Gサービスを2020年3月から提供。

UQmobileおよびpovoもauと同じ通信ネットワークを用いて、UQmobileは2021年9月2日に5Gサービスを提供開始し、povoは2021年9月14日から5Gサービスを提供開始することを発表しているという。

2021年6月に発表した「鉄道路線5G化」宣言を起点とし、2021年度末までにJR・私鉄を含む関東21路線、関西5路線の主要区間のホーム、駅間および駅構内での5Gエリア化を目指していくとしている。

利用者の生活に身近な鉄道路線を中心に5Gエリア化を早期に実現し、利用者に5G体験価値をお届けしていくとのことだ。

主要な鉄道沿線の5G対策状況やauのサービスエリアマップでは、現在の5Gネットワークの広がりを確認することができるという。

なお、全国の乗降者数上位の駅を中心とした商業地域80か所において、5Gサービスを利用できるようになったことも発表。

KDDIは、「通信とライフデザインの融合」を推進し、”社会の持続的な成長に貢献する会社”として、強靭なネットワークを構築するとともに、5G時代の新しい体験価値を創造していくとのことだ。

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