イタリア料理店「サイゼリヤ」をチェーン展開するサイゼリヤは、アルファクス・フード・システム(以下、AFS社)の配膳AIロボット「サービスショットα2号機」の実証実験を開始したことを発表した。

同実証実験は、「サイゼリヤ台場フロンティアビル店」で行うとし、利用者に料理を提供する配膳をいかにスムーズに執り行えるかの確認や、食べ終わった後の食器の回収(下げ膳)をどう執り行うかなどを、利用者の目線や従業員の目線で確認し確立させ、店舗拡充させていく予定とのことだ。

同実証実験は8月から少しずつ実施され、継続する点や改善する点などの洗出しが行われているという。

配膳AIロボット「サービスショットα2号機」イメージ

サービスショットα2号機は、1号機の各店舗での運用ノウハウをベースに改良を加えた価格的にもリーズナブルな配膳AIロボットで、配膳・下げ膳・案内の3モードが運用可能だという。

AIの完全自律歩行型で、高精度な地図を読み取れるのも大きな魅力としている。

配膳AIロボット「サービスショットα2号機」

サイゼリヤでは、今後もロボットとスタッフが融合して、利用者に料理を提供することを目指し、実証実験を継続していくとのことだ。