マーケティング・ソリューション事業を展開するCCCマーケティングは、全国の中小企業およびスタートアップ企業のマーケティング課題の解決をサポートするため、 “ユニークデータ×ヒト”で企業と生活者の本音をつなぐ「ソーシャルリスニング」のサービスを開始したと発表した。
CCCマーケティングはこれまで、7,000万人を超えるT会員や全国の企業とユニークデータを育み、共創しながら価値ある情報に磨きあげ、ひとりひとりの生活をマーケティングしながら未来に繋げてきたという。
2020年にはCCCマーケティング総合研究所を設立し、社会や生活様式の変化、生活者の行動や意識の変化、世代や地域の特性把握、産業動向レポートの発信など、大学や研究機関とも連携を図りながら、“生活者に一番近い存在のシンクタンク”としてさまざまな取り組みを行っているとのことだ。
今回の「ソーシャルリスニング」は、サービスや商品が売れる理由を企業が作っていた時代から、買う理由を生活者自身が決める時代へ変化を遂げる中、生活者の本音を企業に届けることで、生活者が求める本質的な価値の還元に繋がるサービス。
具体的には、600万件を超える「飲料・日用品・食品クチコミデータ」や年間50億件を超える「購買トランザクションデータ」、膨大なデータから生活者のニーズの変化を業態・カテゴリ・SKU(商品)単位で把握できるBI(ビジネス・インテリジェンス)ツールや、生活者のインサイトを掘り起こすコミュニケーションプラットフォームなどを活用することで、生活者の潜在的な本音を把握することが可能であるとのことだ。
今後については、ユニークデータから捉えた生活者の抱える課題や変化、社会の潮流を、企業に定期的に届ける「生活者の声を伝えるパートナー」というサービスの提供も予定。
企業の体系的なデータ解釈についてサポートすることで、生活者から預かった大切で多種多様なデータを価値ある情報に磨きあげ、社会に還元していきたいと考えているという。
CCCマーケティングは、「ユニークデータを解決力に。」をキーメッセージに掲げ、生活者から預かった大切で多種多様なデータをもとに、テクノロジーと対話力と提案力で、さまざまな企業の課題を解決するカンパニーを目指していくとしている。