ヤフー(以下、Yahoo! JAPAN)は、Yahoo! JAPANにおけるユーザーに関する各種データの取り扱いについて説明する「プライバシーセンター」をより見やすく、わかりやすくリニューアルしたと発表した。
Yahoo! JAPANは、ユーザーのプライバシー保護とそのための情報セキュリティ対策を最も重要な使命だと考えているという。
近年データの価値が高まる中で、ユーザーが自分自身のパーソナルデータについて自発的にコントロールする重要性が高まると同時に、パーソナルデータを預かる企業が、その取り扱いについてユーザーにわかりやすく説明する必要性も高まっていると考えているという。
しかし、消費者庁の調査によると、Webサイトを利用する際にプライバシーポリシーに目を通していると回答した人は半数以下にとどまっており、プライバシーポリシーを読まない理由としては「文量が多い」「読んでもわからない」といった理由が多くあげられている。
Yahoo! JAPANではこれまでにも、「プライバシーポリシー」に加え、パーソナルデータの取得や利用についてわかりやすく説明することを目的として「プライバシーセンター」を提供してきた。
今回、さらに一人でも多くの人が目を通し、理解することを目指して「プライバシーセンター」をリニューアル。
リニューアルにあたっては、できる限り説明を段階的に表示することで一度に表示する文量を減らし、アニメーションも交えて説明するなど、一層わかりやすく、目を通したくなるようなページを目指しているという。
<主なリニューアルポイント>
●読みやすさ、わかりやすさの改善
・アニメーションを用いて説明をわかりやすく
・サイト構造やナビゲーションを再設計し、アクセシビリティを向上
・「用語集」を追加
●情報の集約や具体例の追加
・行動ターゲティング広告を配信する企業の情報をプライバシーセンター内へ集約
・海外パートナー企業へのデータ連携に関する具体例を追加
Yahoo! JAPANでは今後も、ユーザーが安心してサービスを利用できるよう、「データはお客様のものである」という考えのもと、サービスの改善や丁寧な説明に努めていくとしている。