タクシーアプリ「GO」、QRコード読取型のホテル向け配車機能を開発 大手ホテルチェーンを中心に提供開始

タクシーアプリ GO

Mobility Technologieが展開するタクシーアプリ「GO(ゴー)」は、QRコードを読み取ることで出発地が自動入力され、簡単にタクシー注文が可能となるホテル向け配車機能を開発し、2021年9月より199ホテル約4万室の客室への設置をスタートしたことを発表した。

ローンチパートナーとして、ワシントンホテル、ホテルウイングインターナショナル/テンザホテル、京急EXインをはじめ、大手ホテルチェーンを中心に設置を開始しているが、今後は全国の「GO」展開エリア内のホテルへの設置を拡大していくとのことだ。

ホテルのフロントでは、顧客サービスの一環としてタクシー手配を代理で行う場合があるが、移動が集中する朝の時間帯などは、チェックアウト業務と同じタイミングでタクシー手配が発生することでフロント業務が逼迫され、対応しきれないという課題があったという。

そのような背景から、ホテル独自のタクシー利用に関する不便を解消し、日頃アプリでタクシー注文を行っていない人でも簡単にタクシーが呼べる環境を整えるため、タクシーアプリ「GO」では、QRコードの読み取りでタクシー注文が可能となる「ホテル配車機能」を開発。

「ホテル配車機能」は、ホテル客室内に設置されたPOPに記載されたQRコードを読み取るだけで、出発地が自動入力された「GO」の注文画面に飛ぶことができるという。

同機能を活用することで、土地勘が無い場所でも客室内から自分のスマートフォン一つでタクシー手配が簡単に行うことができるとのことだ。

また、25分後から7日後までの希望日時にタクシー手配ができる「AI予約」機能の活用することで、宿泊翌朝のホテル発のタクシー手配も可能だという。

タクシーアプリ「GO」は、首都圏・京阪神・名古屋・札幌・福岡など大都市圏のホテルを中心に、客室内へのPOP設置を進めていく予定とのことだ。

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