ドトールコーヒーは、コークッキングが運営する国内最大級のフードシェアリングプラットフォーム「TABETE(タベテ)」を、2021年8月下旬よりエクセルシオール カフェ50店舗にて導入したと発表した。

店舗での食品ロス削減に取り組むことで、ユーザーとともにサステナブルな社会の実現を目指していくとしている。

《導入の背景》

ドトールコーヒーは、近年、人々の生活に欠かすことのできない”エッセンシャル・ブランド”となることを標榜し、飲食ビジネスに携わる企業として、食品ロス問題は決して目を背けることのできない社会課題と捉えている。

エクセルシオール カフェは、関東圏を中心に123店舗(2021年8月末現在)を展開し、自社焙煎の高品質なコーヒーをはじめ、こだわりのフード類は多くのユーザーに好評であるという。

充実したラインナップでユーザーに商品を選ぶ楽しさを提供する一方で、店内で調理するサンドイッチ類などは翌日に持ち越すことができず、やむなく廃棄せざるを得ない場合があるという。

また、配送時や陳列時に割れてしまったり、賞味期限が理由で販売できない焼き菓子など、おいしく食べられるのに捨ててしまうのは”もったいない”店舗での食品廃棄に課題を抱えていたとのことだ。

こうした想いに共感するユーザーと店舗をアプリを通じてマッチングする「TABETE(タベテ)」の趣旨に賛同し、都内のエクセルシオール カフェ6店舗で実証運用を実施したところ、約半年間で104㎏相当の食品廃棄を免れたことから、今回サービス導入店舗を50店舗に拡大するに至ったとしている。

エクセルシオール カフェのTABETE出品例

《TABETEについて》

国内最大級のフードシェアリングサービス「TABETE(タべテ)」は、まだおいしく食べられるのに「捨てざるを得ない危機」にある飲食店の食べ物を、ユーザーが「おいしく」購入することによって「レスキュー」できる仕組み(プラットフォーム)。

ユーザー数:約42万人  掲載店舗数:約1,700店舗

《導入店舗》※2021年8月末現在50店舗(順次拡大予定)

<東京都>赤坂パークビル店、赤坂一ツ木通り店、ホテルザ・ビー赤坂見附店、聖路加ガーデン店、ウィング新橋店、新橋2丁目店、銀座中央通り店、京橋一丁目店、八重洲一丁目店、八重洲地下街店、新宿三丁目店、新宿小滝橋通り店、新宿文化クイントビル店、新宿アイランド店、新宿ファーストウエスト店、新宿損保ジャパンビル店、品川シーサイドフォレスト店、品川イーストワンタワー店、渋谷道玄坂店、渋谷マークシティ店、渋谷宇田川町店、渋谷公園通り店、渋谷宮益坂店、恵比寿ガーデンプレイス店、自由が丘駅前店、自由が丘マリクレール通り店、池袋二丁目店、三田店、虎ノ門店、田町東口店、五反田東口店、五反田TOC店、人形町店、神田北口店、秋葉原中央通り店、アルカキット錦糸町店、中野サンモール店、吉祥寺サンロード店、吉祥寺南口駅前店、立川北口駅前店、立川北口店
<神奈川県>武蔵小杉店、ミューザ川崎店、相鉄フレッサイン川崎駅東口店
<千葉県>柏駅西口店
<宮城県>仙台中央通り店
<大阪府>心斎橋店、堺筋本町店
<兵庫県>神戸元町店、三宮センター街店

ドトールコーヒーでは、今後とも価値ある商品・サービスを提供することで、ユーザーとともにサステナブルな社会の実現に向けたさまざまな活動を積極的に行っていくとしている。