メルカリは、9月2日15時よりメルカリ及びメルカリShopsにおけるハンドメイドマスクの出品を解禁することを決定したと発表した。

同社は、2020年3月よりハンドメイドマスクを含む「衛生マスク」及び「衛生マスクとその他の商品を抱き合わせた出品」を一律禁止していた。

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、衛生マスクの供給不足が一時問題となっていたが、現在では、衛生マスクの供給は安定していると認識しており、ハンドメイドマスクが流通することでマスク全体の供給が減る可能性は低いと考えたためだとしている。

また、ハンドメイドマスクはファッションアイテムの一つとして楽しむ人も非常に多く、メルカリでの出品や購入を希望する声が数多くあったとのことだ。

これらを踏まえ、2021年1月に策定した「マーケットプレイスの基本原則」に照らし合わせ検討を行い、ハンドメイドマスクの出品を解禁するに至ったという。

なお、ハンドメイドマスク以外の衛生マスクの出品は、引き続き禁止される。

<ハンドメイドマスクの出品方法>
・出品者自身が作成したマスクであることを商品説明に記載すること
・生地を用いて、いちからマスクを作成していることが明確であること
・素材は不織布以外を使用していること
・出品カテゴリを「ハンドメイド」で出品していること
・商品が知的財産権侵害に該当しない(許可なく他社のブランドのロゴやキャラクターを使用しない)こと