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丸紅、SDGs配慮の化粧品ブランド「SHIGETA PARIS」と提携 アジア事業を共同推進へ

丸紅は、フランス発のクリーンビューティーブランドである「SHIGETA PARIS」を展開するSHIGETAと資本提携を行い、日本およびアジアにおいて共同で事業を推進することに合意した。

クリーンビューティーとは、一般的には化学原料を使わない自然派商品(オーガニックコスメ認証等を受けた商品)かつサステナビリティへの配慮およびエシカルソーシング(動物実験不実施、労働環境配慮等)の徹底等の要件を満たす化粧品で、近年大きなトレンドになっているという。

SHIGETA PARISは、セラピストCHICO SHIGETAによって2006年にパリにて創設。

クリーンビューティーの重要な要件となるオーガニックコスメ認証の中でも、厳格性において最高水準とされるCOSMOS認証を取得したパリの自社製造工場にて研究開発、製造、パッケージングまでを一貫して行っているとのことだ。

市場調査会社Statistaによれば、2016年に110億ドルであった世界のクリーンビューティー市場は、2027年には545億ドルまで成長が予想されており、特に欧米において、サステナビリティに対する高い関心を持つミレニアル世代・ Z世代を中心に大きなムーブメントに発展しているという。

また、世界の化粧品消費市場の約4割を占めるアジアでは発展途上のコンセプトであり、所得水準の向上およびサステナビリティに対する消費者意識の高まりから今後大きな市場成長が見込まれるとしている。

丸紅は日本、アジアにおいてミレニアル世代・Z世代等の次世代消費者に支持されるコンシューマー・ビジネスの創出を目指す中、クリーンビューティー・ウェルネス分野に着目。

SHIGETAとの資本提携は進出の第一歩とし、SHIGETAの日本およびアジア市場でのブランド認知向上、販売面支援、企業価値向上を目指すと共に、クリーンビューティー・ウェルネス分野における継続的な事業拡大を推進していく方針を示している。

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