御殿場プレミアム・アウトレット、食品残渣を再生堆肥にする食品リサイクル開始 肥料は場内の緑化に利用

御殿場プレミアム・アウトレット

御殿場プレミアム・アウトレットは、施設の廃棄物リサイクルパートナーである加瀬興業を通じて、2021年9月より循環型社会の形成に貢献する食品リサイクルの取り組みを開始したと発表した。

今回、NTTビジネスソリューションズが提供する「地域食品資源循環ソリューション」を活用し、施設内で出た食品残渣から再生堆肥をつくることで、廃棄ごみを減らし、施設内において食品再生資源を使用するとのことだ。

御殿場プレミアム・アウトレットの施設内に、3基の食品残渣発酵分解装置(コンポスト)を設置し、対象飲食店8店舗から発生する食品残渣を回収。微生物で生分解(一次発酵)し、リサイクルセンターにて堆肥化(二次、三次発酵)するという。

再生された堆肥は、御殿場プレミアム・アウトレットの「オハナテラス」をはじめとする場内緑化にかかる植栽の堆肥として利用するとのことだ。

御殿場プレミアム・アウトレットの食品リサイクル

同社は、三菱地所グループの一員として、プレミアム・アウトレットの運営を通じ環境や社会課題に貢献できるよう取り組んでいるとし、今回のパートナー会社を通じた取り組みも、サステナブルな社会の実現に向けたものと位置付けているとのことだ。

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