メルシャンは、「シャトー・メルシャン 勝沼フェスティバル2021」を11月5日~7日の3日間、「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー」(山梨県甲州市)からのオンライン配信を中心に開催すると発表した。

さらに今年はイギリスとも中継を繋ぎ、日本ワインの魅力を海外にも発信するという。

「シャトー・メルシャン」では、日本ワインが日本においてもっと愛され親しまれること、ユーザーと共に日本ワインの魅力を発見し、魅力を広めていくことを目的に1974年より、ブドウの収穫期に合わせて「ハーベスト・フェスティバル」などのイベントを開催してきた。

44回目となる今年度は、依然として日本ワイン業界全体が厳しい状況にある中、「産地と共生し、産地を盛り上げる」事を目指し、同イベントを、シャトー・メルシャン勝沼ワイナリーと同じ勝沼にある10ワイナリーと協業してオンライン配信を中心に開催するという。

キリングループは世界のCSV先進企業を目指し、「酒類メーカーとしての責任」を前提に、「健康」「地域社会・コミュニティ」「環境」の社会課題の解決に重点的に取り組んでいる。

同フェスティバルを通じ、「シャトー・メルシャン」は、地域社会の発展に取り組むとともに、日本を代表するワイナリーとして国内外へ日本ワインの情報を発信し、日本ワイン産業の発展に貢献していくとしている。

「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーフェスティバル2021」の概要について

開催名
「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーフェスティバル2021」

開催日
11月5日19:00~20:30
11月6日、7日11:00~16:00(予定)

開催場所
「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー」

開催形式
YouTubeによる無料オンライン配信

特設サイト
9月3日 開設

「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーフェスティバル2021」の主な実施内容

①協業ワイナリーを10ワイナリーに拡大
“日本を世界の銘醸地に”という志に共鳴し、昨年から参加している「勝沼醸造」、「丸藤葡萄酒工業」、「蒼龍葡萄酒」、「ダイヤモンド酒造」の4ワイナリーに加え、新たに「くらむぼんワイン」、「シャトレーゼベルフォーレワイナリー」、「原茂ワイン」、「MGVs(マグヴィス)ワイナリー」、「マンズワイン」、「盛田甲州ワイナリー」の6ワイナリーが参画。
計10ワイナリーと協業し、「シャトー・メルシャン」を含む11ワイナリーが集まってのトークイベント、各社の紹介動画の配信、各社のワインを特別セレクトしたワインの通信販売などを実施。

②業種を超えたコラボレーションを拡大
日本を代表するセレクトショップを運営するユナイテッドアローズとのコラボレーションを今年も継続し、「ユナイテッドアローズ×シャトー・メルシャン コラボ限定ポロシャツ」を制作。
また、今年は新たにファンケル、全日本空輸(ANA)も参画し、日本ワインについての業種を超えたトークイベントを実施。

③山梨大学との共同セミナーを開催
日本ワイン研究開発およびワイン人材育成の権威である「山梨大学 ワイン科学研究センター」と共同開催による特別セミナーを今年も開催。

④イギリスからのライブ中継を実施し、日本ワインの魅力を世界に発信
イギリスと中継を繋ぎ、「シャトー・メルシャン」の輸出が好調に推移している理由や現地での日本ワインの楽しまれ方を、イギリス在住の業界関係者と勝沼ワイナリーとの対談形式で配信。

⑤大好評の「おうちで勝フェスキット」を今年も販売
限定醸造のロゼを含めた日本の新酒や「ユナイテッドアローズ×シャトー・メルシャン コラボ限定ポロシャツ」など、自宅でフェスティバル会場との一体感を楽しめる「おうちで勝フェスキット」を今年も発売。

メルシャンは、ワイン事業スローガン「ワインのおいしい未来をつくる。」のもと、ワインのある豊かな時間を通じて、人と人とのつながりを楽しめよう、さまざまな提案を続けていくとしている。