ミクシィは、暗号資産関連事業を行うビットバンクと資本業務提携契約を締結したと発表した。

ビットバンク社は、ビットコイン・リップル・イーサリアムなどの仮想通貨を売買できる暗号資産取引所「bitbank」の運営など、暗号資産(仮想通貨)関連事業を展開している。

ミクシィはSNS「mixi」やスマホゲーム「モンスターストライク」など、友人や家族といった親しい人と一緒に楽しむコミュニケーションサービスを提供してきた。

昨年からは「エンタメ×テクノロジーの力で、世界のコミュニケーションを豊かに」を中期経営方針に掲げ、最新のテクノロジーを駆使したエンターテインメントやスポーツ領域での事業成長に注力しているという。

今回、同社が培ってきたサービス開発やマーケティングに関するノウハウと、ビットバンク社の持つブロックチェーン等様々な最新技術を相互に活用することにより、両社のさらなる企業価値向上を図ることができると考え、資本業務提携契約の締結に至ったとしている。

今後ミクシィは、ビットバンク社が同社を割当先とする第三者割当増資により発行する株式約70億円の取得等を予定しているとのことだ。

<業務提携の内容等>
・ 両当事者それぞれが保有する経営資源を相互に活用することによる、それぞれのサービスの拡充及び新規事業の検討・開発
・ 同社及びその子会社又は関連会社が提供するコンテンツ又はサービスにビットバンク社が保有する技術を活用した新規コンテンツ又は新規サービスの企画、開発並びに運営
・ 両当事者それぞれの強みを活かした人的・技術的提供による取組みの検討
・ その他同社及びビットバンク社が別途合意した事項

今後同社は、両社のノウハウを生かした新規事業開発や、既存サービスへの最新技術の活用などを行うことで、さらなる成長を実現していく方針を示している。