サントリーホールディングスは、子どもたちに「水」の大切さを伝える独自の次世代環境教育プログラム、サントリー「水育(みずいく)」を9月から新たに中国で展開することを発表した。

サントリーグループは、「水と生きる」ことをステークホルダーとの約束と位置付け、グループ全体で共有する「水理念」のもと、自然環境の保全・再生活動など、水に関わるさまざまな取り組みをグローバルに推進。

「水育」は2004年から国内で、2015年3月には、海外初となるベトナムでも開始しているとのことだ。

アジアは水の衛生や水資源においてさまざまな課題を抱えているエリアとし、水の大切さや価値の共有をはかることにおいて優先順位の高いエリアと位置づけているという。

海外ではベトナム・タイ・インドネシア・フランスに続き中国にも拡大。

グループ会社のサントリー(中国)ホールディングス社や、地元公益団体上海市ボランティア基金会の協力のもと、上海市内の小学生(3~4年生)を対象に実施し、2022年6月までに約6,000人に参加してもらう計画としている。

水の大切さや衛生管理、水源保全の重要性などについて学習するプログラムを展開し、水に関する一般知識や節水の習慣を身に付けること、「都市の水はどこからきてどこへ行くのか?」など地域に合わせた内容で、実験や動画も交えながら、中国の子どもたちに自然のしくみや水の大切さを伝えていくとのことだ。