アイリスオーヤマは、2021年6月にマスクの性能の指標となる日本産業規格「JIS T9001」が制定されたことを受けて、宮城県角田工場で「JIS T9001」適合マスクの生産を開始し、2021年9月2日より順次店頭販売を開始すると発表した。

併せて、安心・快適なマスクの提供を通じて、社会に貢献するため「アイリスオーヤマ マスクプロジェクト」を開始するとのことだ。

「アイリスオーヤマ マスクプロジェクト」

国内のマスク市場は、昨年発生した新型コロナウイルスとその後の感染拡大に伴い、海外製品の輸入や異業種が参入したことで多様化しているという。

それを受けて、マスクの性能を保証するために日本産業規格「JIS T9001」が制定され、JIS適合マスクの存在は生活者にとって安心できる選択肢である一方、JIS適合審査の認知度は低い状況とのことだ。

「アイリスオーヤマ マスクプロジェクト」は、「マスク生活に、もっと安心と快適を」をコンセプトに、3つのコミットメントを掲げ、多様なステークホルダーとともに、世界的に長期化し収束が見通せない新型コロナウイルス感染症による様々な社会課題解決を目指すとしている。

その第一弾として、同社が生産する全てのマスクについてJIS適合審査申請と適合を実現し、生活者が抱えるマスク性能への不安を解決し、マスクを着用しながら快適に生活できる環境を提供するという。

また、グローバルにアイリスグループのマスクを生産・供給することで世界中の利用者に安心と快適性を備えたマスクを供給。

さらに、企業・団体へのマスク寄贈といった非営利の支援活動も継続し、コロナ禍という非常事態の下でも、安心・安全で持続性の高い(サステナブル)な社会の実現を目指すとしている。

同社は今後も、「アイリスオーヤマ マスクプロジェクト」を通じて、生活者への快適生活の提案と、新型コロナウイルスの感染拡大防止を通じた社会貢献を行なっていくとのことだ。