クラダシは、近鉄百貨店とフードロス削減に向け業務提携し、オンラインショッピングサイト「KIKI MARKET」の運営を開始すると発表した。

クラダシは、食品の賞味期限の切迫や季節商品、パッケージの汚れやキズ、自然災害による被害などの要因で、消費可能でありながら通常の流通ルートでの販売が困難な商品を買い取り、社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」で販売することでフードロスの削減に取り組んでいる。

近鉄百貨店では、ESG方針として「地域に寄り添い、地域と活きる」を掲げ、①地域共創の実現、②地域環境への貢献、③個人と企業の相互の絆と成長の3つを重要課題として定め、②の主な取り組み内容として、サプライチェーン全体のマネジメントや食品ロスの削減をあげているという。

今回、両社が業務提携契約を締結することで、フードロスや廃棄コストの削減などに取り組むとしている。

開設される「KIKI MARKET」は、賞味期限が迫った食料品や販売未消化となり廃棄される食料品、日用品等の削減に寄与することを目的としたショッピングサイト。

クラダシは通常の流通ルートでの販売が難しくなった商品を販売し、売上の一部を社会貢献活動団体に寄付する社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」を運営しており、そのノウハウを生かし、同サイトの運営を行うとのことだ。