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東京都、ロサンゼルス市と交流・協力に関わる合意書締結 オリパラ開催都市として多面的な取組に係るベストプラクティス・経験の共有など

東京都は、小池百合子東京都都知事とエリック・ガルセッティ ロサンゼルス市長が、両都市間の合意書を8月27日に締結したと発表した。

内容は以下となる。

東京都とロサンゼルス市は、東京2020大会開催の時宜を捉え、東京2020大会およびロサンゼルス2028大会開催都市として、両都市の関係を一層創造的かつ実質的に発展させることを確認。

コロナ禍からの復興にあたり、気候変動対策に加えて、人々の持続可能な生活を実現する「サステナブル・リカバリー」(環境に配慮した公正で持続可能な復興)を実現し、一人ひとりが自分らしくいきいきと活躍できる多様性に富んだ社会を作り上げるためには、都市間の協力と連帯は不可欠であるとのことだ。

この認識のもと、今回、2018年7月25日に締結した「東京都とロサンゼルス市の交流・協力に関わる合意書」を改訂。両都市に共通する関心事である下記の分野において交流・協力を行うことに合意したとしている。

(1)オリンピック・パラリンピック競技大会開催都市として、レガシーの創出につながるハード・ソフト両面に渡る多面的な取組に係るベストプラクティス・経験の共有
(2)2030年カーボンハーフおよび2050年CO2排出実質ゼロ達成に向けて、“Time to Act”(今こそ行動する時)という認識に基づく気候危機への公正な対応の加速
(3)自然災害をはじめとする危機に対するレジリエンスの向上
(4)環境に配慮した港づくりに係る意見交換を含む、姉妹港間での友好関係と相互発展の促進
(5)CHANGE共同設立都市としての男女平等参画の推進

両都市は、東京都政策企画局外務部とロサンゼルス市国際関係室を責任部署とし、両都市が合意した分野における交流・協力の確実な推進を図るという。

また、現在の両都市の友好・協力関係をより緊密に発展させていくために、定期的な対話を行うものとし、その他、両都市は、関係職員の相互交流を行うことができるとのことだ。

なお、この合意書は日本語および英語によってそれぞれ2通作成され、同等の効果を持つ。両都市はそれぞれ一通を保管するとしている。

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