日産・三菱自共同 軽クラスの電気自動車(EV)を2022年度初頭に発売 2030年代早期より新型車をすべてEVへ

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日産自動車は、三菱自動車との共同プロジェクトとしてNMKVで企画・開発を進めている新型の軽クラスの電気自動車(EV)を、2022年度初頭に日本国内で発売すると発表した。

この軽EVは、“軽”の概念を覆すEVならではの力強い加速、滑らかな走り、そして高い静粛性を兼ね備えるモデルとなっている。さらに、運転支援技術をはじめとする、様々な先進技術も搭載するとのことだ。

バッテリーの総電力量が20kWhとなる同モデルは、安心して日常で使用できる航続距離を確保するとともに、EVバッテリーに蓄えた電気を自宅へ給電することで家庭の電力として使用することも可能。

もしもの時には「走る蓄電池」となり、非常用電源として充分な能力を発揮するという。

車両寸法は、全長3,395㎜ /全幅 1,475㎜ /全高1,655㎜と、取り回しも優れ、非常に運転し易いモデルとなる。なお、実質購入価格は約200万円からとなる見込みであるとのことだ。

日産自動車は、ゼロ・エミッション車のパイオニアとして、これまでに全世界で50万台以上、日本国内では15万台以上の電気自動車「日産リーフ」を販売。

また、日本が抱える環境負荷低減や災害対策などの課題を解決するために、日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」活動を推進している。

2030年代早期より、主要市場で投入する新型車をすべて電気自動車(EV)などの電動車両とすることを目指し、引き続き、電動化技術の開発、電動化モデルのラインアップ拡充に向け取り組んでいくとのことだ。

なお、上記仕様は2021年8月時点のものであり、今後変更となる可能性があるとしている。

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