マカオにドンキ初出店 「リアルジャパン」がコンセプトの「DON DON DONKI」を9月9日オープン

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(以下、PPIH)グループのマカオ・パシフィック・リム・リテール・マネジメントは、2021年9月9日に、マカオ1号店となる「DON DON DONKI」を、複合商業施設 Trust Leisure Garden (トラストレジャーガーデン)にオープンすると発表した。

DON DON DONKI は、日本製もしくは日本市場向けの商品や日本産品を提供するジャパンブランド・スペシャリティストアをコンセプトに、環太平洋エリアにおいて多店舗展開を進めながら、日本食・日本文化の魅力を発信しているとのことだ。

マカオでは日本の商品に対する需要が高いため、同店では DON DON DONKI で人気のある生鮮食品や総菜に注力します。「DON DON DONKI」は、「リアルジャパン」というコンセプトを掲げ、日本食の美味しさを POPや店内演出を通じてユーザーに伝えながら、まるで日本に行って日本食・文化を体験しているようなワクワク・ドキドキ感を提供するという。

なお、精肉においては、マカオで人気が高い和牛を種類豊富に展開。出店地域は、中国本土や香港からもアクセスがよく、今後は多くの観光客の来店を見込んでいるという。

こだわり① オープンキッチンと屋台エリアで、リアルジャパンを追求

総菜コーナーは、和牛、丼ぶり、焼き鳥、鉄板焼き(お好み焼きや焼きそばなど)の4つのカテゴリーを、調理過程が見えるオープンキッチンならではのライブ感も合わせて満喫できる。

さらに、屋台エリアで提供する、焼き芋、おでん、コロッケ、ソフトクリームなどを展開し、日本で親しまれている味を再現することにこだわるとのことだ。

店舗近隣には、住宅街や学校が多く、ファミリー層や仕事帰り、学生に、気軽に日本食をテイクアウトで楽しんでもらえるとしている。

こだわり② 環境に配慮した店づくり

近年マカオではエコ意識が高まっており、同店は環境に配慮した店づくりを行う。購入商品の持ち帰りには、使い捨てのビニール製のレジ袋は使用せず、再利用可能な不織布のレジ袋とエコバッグを販売。

また、使用済み乾電池の回収ボックスを設置してリサイクルを呼びかけ、さらに同店では食品を主に取り扱うため、関係各所と積極的に協議を進めながら、フードロスの削減に取り組んでいくとのことだ。

今後もPPIHグループは、国際競争力を持った新たな流通を創造し、マカオにおける店舗開発を着実に進めるとともに、日本の農畜水産物などを積極的に展開することで、日本国外におけるジャパンブランド商品のさらなる認知向上と消費拡大に寄与していくとしている。

■店舗概要
名称:「DON DON DONKI」
営業時間:24 時間営業
所在地:Rua Sul Do Patane No. 94-182, Avenida Maginal Do Patntane No. 717-775 & Rua Nova Do Patane
No. 37-45, Trust Leisure Garden, R/C, F, G, H, I, O, P, T, U
交通:公共機関/バス:路線5X:青洲坊~皇朝の循環の停留所「沙梨頭北街/筷子基北灣」から徒歩5分、路線26コロアネ~筷子基北灣の往復バスの停留所「沙梨頭南街」から徒歩3分。
開店日:2021年9月9日午前10時(マカオ時間)
売場面積:1,776㎡
建物構造:RC構造地上32階地下2階建て(うち営業施設は地上1階)
商品構成:食品、生鮮(青果・鮮魚・精肉・総菜)、酒、化粧品、雑貨品、スポーツ用品、玩具・バラエティ、ペット用品、他
駐車台数:車306台、バイク214台(施設共有)

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