インテルは、第3世代 インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーを搭載したシステム向けとして、インテル® FlexRANリファレンス・ソフトウェアとWind River Studioを統合した5G仮想無線アクセス・ネットワーク(vRAN)ソリューションをウインドリバーと開発したことを発表した。

同ソリューションは、実績のある最適化ソフトウェアとプラットフォーム・コンポーネントを組み合わせ、通信事業者がvRANを導入する際に直面する統合や複雑さに関する課題を軽減するとのことだ。

潜在的な顧客やvRANソリューション・プロバイダーは、Wind River Studioに予め統合されたインテル FlexRANリファレンス・ソフトウェアで構成される評価パッケージをリビューできるため、顧客環境での5G vRANのトライアルや展開を簡便、かつ迅速に行うことができるという。

同ソリューションは、先日発表されたWind River Studio上の仮想無線アクセス・ネットワーク向けのインテル® Select Solutionsを拡張するとしている。

なお、共同開発されたソリューションは、インテルとウインドリバーが5Gデータセッションを世界初のエンド・ツー・エンドで完全仮想化したベライゾンの5Gマイルストーンを基にしているとのことだ。