アスエネは、新サービスとしてAIなどテクノロジー活用のSaaS Platform型温室効果ガス排出量クラウドサービス「アスゼロ」を正式にリリースしたことを発表した。
脱炭素に取り組みたい企業・自治体などの利用者を対象に、温室効果ガス排出量／カーボンフットプリントの算定・報告・削減・カーボンオフセットなどを一気通貫で支援し、テクノロジーによる自動化で業務工数の削減、安価な料金設定によりコスト削減を追求して、脱炭素経営を加速化するとしている。
昨今注目を集める気候変動問題の解決に取り組む企業・自治体の利用者に対して同サービス提供を通じて、「次世代によりよい世界を」というミッションのもと、脱炭素社会の実現に挑戦していくとのことだ。
「アスゼロ」特長1：スキャンするだけ自動でCO2見える化
企業・自治体の自社だけではなくサプライチェーン全体（Scope1-3）でのGHG排出量のデータ回収・算出を自動化して、業務工数を削減。
わかりやすいUI・操作しやすいUXにより、初めて使う担当者の人にもオンボーディング時間が短く利用できるサービスとしている。
また、アスエネ開発のAIを活用して請求書やレシートをアップロードするだけで、自動入力＆排出量の自動算定が可能とのことだ。
「アスゼロ」特長2＞：分析・報告まるごと自動化
AI・テクノロジーを活用してGHG排出量の分析、CDP・SBT・省エネ法などへの報告もまるごと代行。これにより、毎シーズンの手間な報告手続きも削減できるという。
報告の自動化に加えて、従来は膨大な時間がかかっていた分析作業もAIを活用することにより、分析結果を自動で支援するとしている。
「アスゼロ」特長3：CO2削減もまとめておまかせ
GHGの排出原因に応じた再エネ100%電力提供、省エネなど、最適な手法を提案するという。
再エネ100%・CO2排出量ゼロでコストも10%削減できる地産地消型クリーン電力「アスエネ」や、オンサイト・オフサイト両方対応のコーポレートPPA、クレジットオフセット、省エネソリューションなど、利用者のニーズに応じた最適な手法の提案により、GHG排出量の削減を支援するとのことだ。
今後、AI及びブロックチェーンなど最先端テクノロジーの活用を通じて、自動化の徹底、高い非改ざん性と証明力を備え、圧倒的な使いやすさを追求した機能を実装し、日本だけではなくグローバル展開やInternal Carbon Pricing（社内炭素価格、「ICP」）機能の導入を目指していくとしている。
アスエネは、CO2ゼロのクリーン電力サービス「アスエネ」、GHG排出量クラウドサービス「アスゼロ」などのグリーン×テクノロジーの事業拡大により、「次世代によりよい社会」の創造を目指すとのことだ。