AMP

AMP CLOSE×

APEX・FIFAなど提供のEA、特許の運用によるポジティブ・プレイを推進 アクセシビリティを重点に置いた特許開放誓約を発表

Electronic Artsは、特許プログラムを次のステップに移行すると発表した。

同社のミッションは、ゲームを通じて世界中にインスピレーションを与えることであるとし、これまでにない体験、さまざまなキャラクターと紡ぐ物語、仲間と一緒に楽しめるポジティブ・プレイを織り込んだ、素晴らしいゲームを創り出すことに情熱を注いでいるという。

これを達成するには、革新的で創造性があり、インクルーシブであることが不可欠。この価値観のもと、常に改善し続けるゲームを体験してほしいと考えているとのことだ。

より速くて安全、リアルでユニーク、そしてカスタマイズ可能でありながら、誰もが楽しめるゲームを目指しているという。

同社の特許プログラムは、ポジティブ・プレイのための画期的なソリューションを網羅した、エレクトロニック・アーツのイノベーションに焦点を当てているとのことだ。

そして、今回EAの特許プログラムは次のステップに移行。

新しい特許開放誓約は、ゲームをより快適に利用するための革新的な技術を、より広いゲーム開発コミュニティに共有することを目的としているという。

この誓約を通じて、さらにインクルーシブな、新しい特徴を備えたゲーム開発を促したいと考えているとのことだ。

イノベーションのサポートと推進

同社の特許プログラムは2つの目的で構成されている。私たちの努力の成果である、画期的な発明を自覚すること、エレクトロニック・アーツとゲーム業界における、イノベーションと創造性を推進すること。

開発者には、広い視野で考え、既存の問題と未知の課題に、クリエイティブで大胆なソリューションを打ち出してもらえるよう努めているという。この取り組みにより、さまざまな新機能やコンセプトが生み出され、プレイヤーにポジティブ・プレイを届けることができるとのことだ。

エレクトロニック・アーツでは誰もが発明家になれる。結果的にゲーム内で使用されない場合もあるが、素晴らしいアイデアを世界に見せたく、特許を出願することが多くあるとのことだ。

特許の取得により、エレクトロニック・アーツだけでなく、ゲーム業界全体にも革新をもたらす可能性があると信じているとし、同社は技術やアイデアの特許出願にあたり、本来であれば人々の目には触れない技術情報をも開示している。

また、他社も同様にこれを行っているとし、こうして開かれたノウハウを用いて、さらなるイノベーションが生まれているとのことだ。解決策を見つけ出し、改善のサイクルを生む、業界により良い影響をもたらすきっかけとなっているという。

アクセシビリティ特許開放誓約

今回このアクセシビリティ特許開放誓約により、さらに計画を前進させたいと考えているという。

同社は、ゲームは誰でもアクセス可能であるべきだと考えており、同社のチームは、プレイヤーの障壁を取り除きたいと、長年取り組んできた。しかし、意義のある変化のためには、業界全体で協力する必要があるとのことだ。

同社が打ち出したアクセシビリティ特許開放誓約は、人々にインスピレーションを与え、画期的でクリエイティブな技術を導入してもらうことを目的としている。

同業他社およびすべてのゲーム開発者に向けて、アクセシビリティを中心とした特許内容を無料で閲覧可能にしているという。

アクセシビリティに関する5つの特許を現在カバーしているが、変革を続けるにあたり、さらに増やしていく予定であるという。同時に、この分野の開発を可能にし、発展させるプラットフォーム、エレクトロニック・アーツのGitHubも公開されているとのことだ。

Vote

  • SDGsへの興味・関心はありますか?
  • SDGsの17の項目のうち、企業に特に取り組んでもらいたいのはどの項目ですか?(複数回答可)
  • SDGsに寄与している企業を評価しますか?
  • SDGsに寄与している企業の製品・サービスの利用について教えてください
  • 製品そのものがサステナブルなのかどうかは購買意思決定の基準になりますか?
  • ESG(環境・社会・ガバナンス)を意識した経営・取り組みを行っている企業に関心はありますか?
  • SDGs6「安全な水とトイレを世界中に」において、日本が抱える1番の問題はなん だと思いますか?
  • SDGs6「安全な水とトイレを世界中に」において、ご自身が取り組んでいることは以下のうちどれですか?(複数回答可)
  • SDGs6の達成のために、これからも意識して行動しようと考えていますか?