ブリヂストン、東京2020パラを通じてパラアスリートの挑戦をサポート スポーツ義足用ゴムソールや車いすテニス用タイヤを開発

ブリヂストン BRIDGESTONE

ブリヂストンは、東京2020パラリンピックの開催地に本社を置く唯一のワールドワイドパートナーとして、「最高の品質で社会に貢献」という使命のもと、夢を追いかけるアスリートの挑戦と安心・安全な大会運営をサポートすると発表した。

ブリヂストンは、「CHASE YOUR DREAM」をメッセージとして、様々な活動を通じて、世界最高レベルのアスリートたちの挑戦を支えるだけでなく、様々な困難を乗り越えながら夢に向かって挑戦するすべての人の挑戦・旅(Journey)を応援しているという。

また、パラリンピックのワールドワイドパートナーとして、そして、すべての人がより活き活きと安心して暮らせる社会の実現を目指す企業として、パラリンピックおよびパラスポーツを通じて、パラリンピック・ムーブメントの核をなす、ダイバーシティとインクルージョン、共生社会の実現に貢献していくとのことだ。

◆夢に向かって挑戦するアスリートとすべての人を支える

ブリヂストンは、「CHASE YOUR DREAM」をメッセージとして、世界最高レベルのアスリートたちを含め、夢に向かって挑戦するすべての人を支え、応援している。

2017年にはチームブリヂストンを立ち上げ、その活動の輪を世界に拡大。現在では世界中の20以上の地域から70名以上のアスリート・アンバサダーを任命しているという。

東京2020パラリンピックには、日本で活躍するチームブリヂストン・ジャパンのブリヂストン・アスリート・アンバサダーである、田中愛美選手(車いすテニス)、小倉理恵選手(バドミントン)、谷真海選手(トライアスロン)、秦由加子選手(トライアスロン)の4名など、5か国から13名が出場予定。

◆技術とイノベーションでパラアスリートを支える

ブリヂストンがこれまで培ってきたタイヤや自転車・スポーツ用品に関する技術とイノベーション、それらをベースとしたソリューションを結集し、夢に向かって挑戦するパラアスリートの課題解決に向けた様々なサポートを行っていくとのことだ。

スポーツ義足用ゴムソールを開発

ブリヂストンは、トライアスロンの秦由加子選手、谷真海選手がランパートで使用するスポーツ義足用ゴムソールを開発。

これは、これまで培ってきたゴムやタイヤの技術を応用したもので、アスファルトや石畳、濡れた路面など様々な路面で高いグリップ力を発揮し安心して走ることができるソールとなっているという。

また、摩耗に強く長持ちすることで、交換頻度を低減し、手間の削減、練習時間の確保などにも貢献しているとのことだ。

スポーツ義足用ゴムソールを開発

車いすテニス用タイヤを開発

ブリヂストンは、車いすテニスの田中愛美選手が使用する車いすテニス用タイヤを開発。特殊な配合のゴムを使用することで、漕ぎの軽さとグリップ力を両立し、さらに田中選手が好きな赤色のタイヤを実現。

ブリヂストンでは、タイヤ開発で培ってきた材料・構造・シミュレーション技術を活用するだけでなく、自転車やスポーツ用品の計測・解析技術も活用し、個々のアスリートに最適な機材の提案やカスタマイズ、使い方のアドバイスなども行っているという。

また、「アスリートや関係者を支援する技術開発」を行うコンソーシアムに参画し、車いす陸上競技用グローブに用いるゴムの開発に携わるなど、様々なパートナーと新たな価値の共創にも積極的に取り組んでいる。

車いすテニス用タイヤを開発

◆ダイバーシティとインクルージョン、共生社会の実現を支える

ブリヂストンは、子どもたちがパラスポーツに触れる機会の創出、障がい者活躍推進に取り組む国際ムーブメントへの参画など様々な取り組みを行っている。

パラリンピックのワールドワイドパートナーとして、そして、すべての人がより活き活きと安心して暮らせる社会の実現を目指す企業として、パラリンピックおよびパラスポーツを通じて、すべての人に個性や能力を発揮し活躍できる公正な機会を提供するためのダイバーシティとインクルージョン、共生社会の実現に貢献していくとしている。

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