ヤフー、Yahoo!知恵袋にAIを導入 サービストップページに回答者にマッチした質問を掲出

ヤフー(以下、Yahoo! JAPAN)が運営する国内最大級の知恵共有サービス「Yahoo!知恵袋」(ブラウザー版)は、Yahoo! JAPANが独自に開発したAIを導入し、ユーザーの「Yahoo!知恵袋」上の閲覧履歴に応じてそのユーザーにマッチする質問をサービストップページに掲出する、「おすすめ回答機能」の提供を開始したと発表した。

今回「Yahoo!知恵袋」(ブラウザー版)において導入した同AIは、ディープラーニングを用いて、Yahoo! JAPAN IDにログインしているユーザー個別の「Yahoo!知恵袋」上の閲覧履歴を分析し、そのユーザーが回答できそうな質問を予測して掲出するもの。

レコメンドする質問は、「回答募集中」コーナーの「おすすめ」タブに表示されるという。なお、Yahoo! JAPAN ID未ログイン時は、ユーザー個別にパーソナライズは行われないとのことだ。

「Yahoo!知恵袋」では、新規で投稿された質問に対し、回答がつかない状態で7日間が経過すると、自動的に質問が取り消される仕様を採用している。

今回同AIを活用し、回答したいユーザーが興味をもちそうな質問をサービストップページで表示することで、回答がつきやすい環境を提供するとのことだ。

また、これまで「Yahoo!知恵袋」のサービストップページでは、質問投稿または解決済みQ&Aの閲覧が主な用途として利用されていたが、同機能により回答受付中のQ&Aへの遷移が可能になり、回答行動の利便性が向上したという。

「Yahoo!知恵袋」は、今後もユーザーがあらゆる疑問を解決できる知恵共有サービスとして、品質の向上、改善に努めていくとしている。

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