TikTok、コロナ禍における学習・就職・生活の支援プロジェクトを8月19日より開始 行政機関や専門家と連携して情報を発信

TikTok プロジェクト

ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」は行政機関、NPO等専門家と連携し、8月19日より9月8日まで、「コロナ禍でも学ぶ・働く・暮らすをあきらめない」プロジェクトを実施することを発表した。

同プロジェクトでは、コロナ禍の影響により経済的な理由から、学生生活の継続が困難になってしまった人々や、学校や家庭での悩みを抱える子どもたち、失業・ハラスメントなどの困難に直面する人々が活用できる、行政の支援サービスや給付金、相談窓口などの情報を発信するという。

期間中は、TikTokアプリ内特設ページを開設し、法務省、文部科学省、厚生労働省、およびあしなが育英会やNPO、弁護士、社会福祉士など専門家ともに制作した、動画の掲載・発信を通じて、必要な人に必要な情報を届けるための活動を行うとしている。

特に、(1)就学(2)就職(3)日常生活の3つの分野について、専門家や、各支援制度等を所管する各省庁の担当者より直接、動画を通じて分かりやすく伝えることで、より正確な情報を、適切に、必要とする人々に届けることを目指すとのことだ。

「コロナ禍でも学ぶ・働く・暮らすをあきらめない」プロジェクト

コロナ禍の影響により、学業の継続が困難な学生や、生活に困難を抱える人々や子どもたちが増加。

他方で、このような困難に直面した時に活用できる、行政サービスや給付金、相談窓口などについては、十分には知られておらず、「そのサービスを知っていたら、退学やトラブルを防げたのに」というケースも多いという。

今回、TikTokを通じて学生の人々や、支援を必要とする若年層を含む幅広い世代の人々に、多様な支援サービスの存在を知ってもらえるよう、同プロジェクトを企画・実施に至ったとのことだ。

特設ページ公開日、連携する中央省庁・専門家およびコンテンツ

(1)学ぶをあきらめない(就学支援)
公開日:2021年8月19日
連携する中央省庁・専門家およびコンテンツ:
文部科学省
●高等教育の修学支援新制度
●高等学校等就学支援金・高校生等奨学給付金
厚生労働省
●子どもの学習・生活支援事業
妹尾昌俊さん(教育研究家)
一般財団法人あしなが育英会

(2)働くをあきらめない(就職支援)
公開日:2021年8月23日
連携する中央省庁・専門家およびコンテンツ:
厚生労働省
●地域若者サポートステーション
●特定非営利活動法人BONDプロジェクト
●認定NPO法人 育て上げネット
●総合労働相談コーナー
●求職者支援制度

(3)暮らすをあきらめない(生活支援)
公開日:2021年8月25日
連携する中央省庁・専門家およびコンテンツ
法務省
●法務少年支援センター
横山北斗さん(社会福祉士)   
●住居確保給付金
●無料低額診療事業
鬼澤秀昌さん(弁護士)
●子ども向け弁護士相談

サイトイメージ


TikTokは、これからも専門機関、パートナーとともに、安心・安全な社会に貢献する情報発信に取り組んでいくとのことだ。

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