国内初折りたたみ電動バイクのシェアリングサービス「Shaero」、9月1日より提供開始 コロナ禍でのライフスタイルの変化に適応

折りたたみ電動バイクのシェアリングサービス「Shaero」

シェアード・モビリティ・ネットワークスは、2021年9月1日に、折りたたみ電動バイクのシェアリングサービス「Shaero(シェアロ)」の提供を開始することを発表した。

Shaeroは、昨今のコロナ禍の情勢や、生活様式の変化を受けて、密を回避できる新たな移動手段を提案するとし、国内初となる「折りたたみ電動バイクのシェアリングサービス」のShaeroは、都市部での数駅分の距離を、効率的なルートで、自在に移動できるエコなツール。

日々の通勤・通学や買い物、お出かけなど、日常のちょっとした移動が、駅などを介さずに可能になり、自転車よりも速く、車よりも気軽。汗をかくことなくスマートに利用することができるとのことだ。

折りたたみ電動バイクのシェアリングサービス「Shaero」

Shaeroは、都市部で頻繁に行われる中距離移動に最適なサービス。表参道―中目黒(およそ4キロ)は、15分ほどで到着し、渋谷―六本木間(およそ2.5キロ)は10分弱で到着するという。

駅構内や電車内での人の密を回避しつつ、駅を経由せずに動けるため、より効率的なルートを選んで移動することが可能に。

折りたたみ式でコンパクトになるので、目的地から目的地へ直行し、短時間なら一時的にその場に停めておいたり、建物内に持ち込むことも可能なため、ご自身のライフスタイルによりフィットした選択肢として取り入れることができるとしている。

また、Shaeroの電動バイクは自転車のように漕ぐ必要もないため疲れることがないとし、さらに、車移動で悩まされていた駐車場探しもShaeroなら専用に設置されたステーションをアプリで返却予約できるため、出先で困ることはないとのことだ。

アプリで気軽に借りて返却 簡単操作でノンストレス

Shaeroは専用のアプリをダウンロードし、無料の会員登録をするだけで簡単に利用を開始できるとしている。

アプリから貸出可能なバイクのある最寄りのステーションを検索してその場で予約、あとは15分以内に乗りに行けばOKとし、200円/15分で使用可能。

車体がコンパクトなのでちょっとした経由地点であればステーション以外のスペースに停めておくこともでき、長時間の利用は、2,000円/24時間や20,000円/30日の乗り放題のプランがお得とのことだ。

返却の際は、目的地周辺の返却可能なステーションを予約して、バイクを戻せば完了。起動の仕方や折りたたみ方、充電方法などの細かい手順はアプリを見ながら、ワンステップずつ確認することができるという。

※Shaeroは原動機付自転車となるため、利用には原動機付自転車の運転免許証を必要とする。

Shaeroは専用のアプリ使用画面イメージ

「環境」にも「人」にも優しいEV 日々の移動にサステナブルな選択を

Shaeroの電動バイクは、電気代約10円分のエネルギーで30kmを走行するという。

「シェア」することで小容量のバッテリーでもこまめに充電されるため、環境負荷が低いうえ、騒音や排気ガス等も無く、「環境」と「人」に優しい移動ツールとしている。

創業以来、小型EV(Electric Vehicle)に特化したビークルを作り続けているメーカー(アクセス)に特注したバイクは、エコであることは大前提としながら、SDGsのゴールの一つでもある、誰一人取り残さない、人フレンドリーな観点も重視して設計しているとのことだ。

「環境」にも「人」にも優しいEV

将来的には、地方での生活の足へ。観光地での名所めぐりにも

数キロ程度の「point-to-point」移動に最適なShaeroは、都市部の移動のみならず、地方での生活の足となるようステーションを設置・拡大予定。

例えば駅、役所、病院、商業施設などにステーションを設置することで、公共交通機関が少ない地域に住む人や車を持たない人も、気軽に自分のペースでアクセス可能になるとし、観光スポットめぐりの足としても利用できるという。

これまでなかなか客足が届かなかったスポットも、回遊型の観光ルートとしてつなぐことで集客力アップにつながることも期待できるという。

省エネ・低コスト・低騒音なので、観光客にとっても気軽に利用しやすく、周辺エリアへの配慮に優れている点も魅力とのことだ。

地方での生活の足としての利用や、観光地での名所めぐりに

Shaeroは今後1年以内に東京23区内で200箇所のステーション設置を予定し、あらゆるポイント移動に利用することで、効率的で自由な交通手段という観点から持続可能な社会になっていくビジョンを描いているという。

そのため、まずは日常的に安心して使用できるよう、システムを万全の状態に維持することを約束するとし、車体点検やメンテナンスは、車両を製造する株式会社アクセスの整備士が、定期的に各ステーションのチェックを行うとしている。

いつでも手を伸ばせるような手軽さと安全が、無理なく利用するための大切な一歩と考え、「移動」という生活に密接な部分からShaeroはデイリールーティンに新たな風を吹かせ、個々のニーズに寄り添ったライフスタイルの実現をますます加速させることを目指すとのことだ。

Shaeroの日常使いすることで持続可能なライフスタイル

【サービス概要】
名称:Shaero(シェアロ)
サービス提供開始日:2021年9月1日
提供範囲:2021年9月現在は東京23区内随所 順次周辺各地へステーション開設予定
運営会社:シェアード・モビリティ・ネットワークス株式会社
所在:東京都港区愛宕2-5-1 愛宕グリーンヒルズMORIタワー24階

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