JALは、関係人口拡大による地域活性化を目指し、地域移住や就農に関心のある人々を対象に、地域にて農業を経験できる「JAL農業留学2021」を実施すると発表した。
実施に向けて、8月18日（水）からWEB上にて参加者の募集を開始。
今回の研修事業は、農林水産省の農山漁村振興交付金（地域活性化対策（人材発掘事業））採択事業として、農山漁村と新規就農希望者との理解を深める機会として実施するとのことだ。
「JAL農業留学2021」は、事前学習（座学）と地域での農作業をセットにした短期農業研修で、少しでも農業に興味のある人々が気軽に参加することで、将来的に地域移住や就農につながるきっかけとなることを目的としているという。
今回の研修では東北の対象地域に約2週間滞在し、農業者やその地域に暮らす人々との交流を通じて、地域の暮らしや農作業を実体験する。
なお今回の同研修に関わる交通費・宿泊費については無料。
＜JAL農業留学2021 概要＞
・ 事前学習（座学）
各自にてeラーニングに取り組む。内容は農協観光提供の専門家による講義で、農山漁村のビジネスや生活に関する基礎的な知識を習得。全6コマ（１コマ1時間程度）。
・現地研修（滞在約2週間）
1)1日のスケジュール
半日：農業研修、半日：自由時間（テレワークや地元散策など各自）
2)研修地域：
①岩手県遠野市（野菜・米・果樹農家）②秋田県藤里町（米・花卉・果樹・野菜・畜産農家）③宮城県蔵王町（果樹・野菜農家）④岩手県八幡平市（野菜農家）
3）実施期間
①岩手県遠野市 ： 2021年10月3日（日）～10月16日（土）
②秋田県藤里町 ： 2021年10月10日（日）～10月23日（土）
③宮城県蔵王町 ： 2021年10月31日（日）～11月13日（土）
④岩手県八幡平市 ： 2022年1月16日（日）～1月29日（土）
・費用
交通費・宿泊費無料（現地での食事代は各自で負担）
・応募について
1)期間 ： 2021年8月18日（水）～9月13日（月）
2)募集人数 ： 各地域20名程度
※応募が多数となった場合には、厳正なる抽選のうえ参加者を決定。
3)対象者 ： 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に在住の、20歳以上60歳未満の人