アイスタイルは、ステークホルダーと共に取り組むサステナブルなアクションが増えていることを踏まえ、改めてマテリアリティの特定を行い、新たに「『共創』によるサステナブル・ビューティー」を追加することを発表した。

また、サステナビリティを中長期にわたる継続的な取り組みとして強化していくために、各事業部門/コーポレート部門を横断した新組織「サステナビリティ推進委員会」を代表取締役直下に設立したとのことだ。

新しく追加された「共創」によるサステナブル・ビューティー

マテリアリティの新規追加

アイスタイルでは2019年に、当時行っていたCSR活動を集約する形で「信頼されるプラットフォーム」「人材のエンパワーメント」「ガバナンスの充実」という3つのマテリアリティを特定。

2020年末にサステナビリティを推進していくためのプロジェクトチームを立ち上げて以降、2021年4月の「BEAUTY SDGs WEEK powered by @cosme」開催をはじめ、生活者や化粧品ブランドの皆様と共に、事業を通じたサステナブルなアクションを起こしてきたという。

このような状況を踏まえ、既存の3つのマテリアリティに加え生活者やブランドといったステークホルダーと、サステナビリティへの意識醸成や循環型社会に向けた取り組み等を共創することが、アイスタイルグループのサステナビリティにおける重点課題であるという考えに至ったとしている。

コスメ・美容の総合サイト「@cosme」、化粧品EC「@cosme SHOPPING」、化粧品専門店「@cosme TOKYO」「@cosme STORE」を運営する、同社だからこそできるサステナブルな社会への貢献とし、新しいマテリアリティとして「『共創』によるサステナブル・ビューティー」を追加したとのことだ。

重点課題のマトリクス

サステナビリティ推進委員会の設立

アイスタイルグループは、サステナビリティを推進していくために2020年末にプロジェクトを立ち上げたという。

しかし、サステナビリティは一過性のプロジェクトではなく中長期的にグループ全体として継続して取り組むべき重要な経営課題であることから、今後より一層取り組みを強化すべく、「サステナビリティ推進委員会」を代表取締役直下の組織として設立したとのことだ。

代表取締役直下の組織の「サステナビリティ推進委員会」