船橋市とメルカリおよびそのグループ会社、ソウゾウは、相互に緊密な連携を図り、双方の資源を有効に活用した活動を通じて、一層の地域活性化および市民サービス向上を図ることを目的に連携協定を締結したことを発表した。
メルカリは、フリマアプリ「メルカリ」およびその関連サービスを提供しており、ソウゾウは小規模事業者等でも簡単にネットショップを開設できる「メルカリShops」のサービス提供を2021年9月から本格開始する予定となっているという。
一方、船橋市では、コロナ禍の中で市場が拡大している小規模事業者等におけるEC(電子商取引)の導入支援や、循環型社会に向けたリユース推進などが課題となっているとしている。
メルカリ・ソウゾウが有するICT技術や知見を活用することにより、船橋市の課題を解決し、一層の地域活性化及び市民サービス向上を図ることを目的に、連携協定の締結に至ったとしている。
●市内事業者へのEC導入支援
EC化の重要性や、ソウゾウのサービスである「メルカリShops」の紹介等を行という。事業者向けセミナーを開催することなどにより、これまでECの活用が難しかった事業者等への支援を実施するとしている。
【開催日】2021年9月13日15時~ オンライン開催
●リユース推進に向けた市民への普及啓発
市民が排出する一般・粗大ごみの中には、再利用可能なものも少なくないことから、市民向けのメルカリの使い方セミナーを開催することなどにより、リユースを普及啓発するとのことだ。
【開催時期】2021年9月以降
●メルカリ寄付への対応
メルカリでの売上金(メルペイ残高)を自治体に寄付できる仕組み「メルカリ寄付」の寄付先に船橋市を追加し、歳入確保を図るとしている。災害時などに寄付を集める手段としても活用する予定とのことだ。
【開始時期】2021年9月以降
メルカリ、ソウゾウはフリマアプリ「メルカリ」や「メルカリShops」を通じて、地域経済の課題解決や循環型社会の推進に取り組んでいくとのことだ。