明治は、2021年10月1日出荷分より、市販用マーガリン類等の価格改定を実施すると発表した。
現在、中国をはじめとした世界的な需要の増加や、主産地の天候不順などを背景に、マーガリン類の主原料となる油脂類の価格が上昇しているという。
引き続き中国などにおける油脂類の消費は堅調に推移すると見込まれ、今後もこの傾向が続くものと予想されているとのことだ。
同社は「弊社におきましては、コスト上昇を吸収すべくさまざまな対策を講じておりますが、自助努力によるコスト削減だけでは現状の価格設定による販売の継続が難しい状況となったため、今般、下記の通り市販用マーガリン類等の価格改定を実施させていただきます。」とコメントしている。
・対象商品:市販用マーガリン類等 計9品
明治バター50%贅沢ブレンド、明治チューブでバター1/3(チャネル限定)、明治チューブでバター1/3、明治コーンソフト、明治コーンソフトバター入り、明治なめらかソフト、明治バター風味ソフト、明治クリーミースム~ス ソルティ、明治ケーキマーガリン
・改定率:4.3%~12.8%
・改定日:2021年10月1日(金)出荷分より