Progateは、2021年6月、インド工科大学ボンベイ校の学生1万人に対してプログラミング学習サービス「Progate」の提供を開始したことを発表した。

インド工科大学は工学と科学技術を専門とする、インド共和国において最高水準の国立大学。

毎年約1万人の定員に対し100倍以上の応募倍率にもなるインド最難関の大学と評されており、Google社CEOサンダー・ピチャイ氏など、IT企業の経営者を多数輩出しているという。

Progateはインド工科大学にプログラミング学習の基礎知識の習得に適していると認められ、同校学生の基礎知識習得をサポートするためにインド工科大学ボンベイ校の学生1万人にサービスを提供するとのことだ。

Progateを補助教材として提供することでより多くの言語や技術を学ぶ機会を創出し、同校学生のさらなるプログラミング能力向上をサポートする。

Progateは2018年8月にインドに法人を設立し、Webとスマートフォンアプリでオンラインプログラミング学習サービスを提供してきたという。

2021年8月、同国の会員登録数は23万人を超えたとのことだ。

Progateの導入をインド工科大学に推奨してくれたインド工科大学ボンベイ校のAarushi Chaudhary氏は、「コンピューターサイエンス以外の学部で行われているコーディングの授業では、学習できるプログラミング言語が限定されてしまっていますが、Progateで様々なプログラミング言語やWeb開発の知識の基礎を学べるコースを提供しているので、授業以外でも多様なプログラミングを学ぶことができます。」とコメントしている。