エスビージャパンは、サステナブルな地域振興を目指した全国の自治体アクセラレータープログラム「47GROWTH(ヨンナナ・グロース)」を設立し、全国を舞台にGovernment Accelerator Programs(以下、GAPs)を開催していくことを発表した。

同社では「47GROWTH」の第1弾として佐賀県初となる自治体型アクセラレータープログラム(GAPs)を開催。自治体の課題解決に対応する商品・サービスを持った全国の「ベンチャー・スタートアップ企業」の登録と、「佐賀県内の受け入れ自治体」の募集を進めていくとのことだ。

自治体アクセラレータープログラム「47GROWTH(ヨンナナ・グロース)」

47GROWTHとは~サステナブルな地域振興を目指す当社・新サービス~

近年、大手企業などを中心に、ベンチャー・スタートアップなど新興企業への出資や支援を行い、新たな事業共創や新興企業の成長加速を目指すアクセラレータープログラムが広がっているという。

「47GROWTH」では、大手企業を自治体に置き換えてGAPsを開設して運営。新興企業が成長することで若者が地域で働き、生活する場所としても選ばれ、地域の活力向上に繋がっていくとしている。

「47GROWTH」は、サステナブルな地域振興を目指した新しい地域活性サービスといえるとのことだ。

少子高齢化にともない、地域人口の減少、第一次産業の後継者不足、集落機能の低下、買い物や地域交通の問題、地域住民の教育・福祉・健康問題など、地方自治体が抱える課題は山積となっている。

その中で、このような地域課題の解決に目を向ける若者や学生、ベンチャー・スタートアップ企業などは増加傾向にあり、彼らの新しい商品・サービスの展開の場として、自治体とのマッチングは一つの活路として注目されているとのことだ。

サステナブルな地域振興を目指す新サービス

GAPsプログラムイメージ

●IOTを活用した農産物の生産や出荷における効率化
●ヘルステック(ヘルスギア)を活用した地域住民の健康促進
●生産物の運搬と地域交通システムの連携によるビジネスの効率化
●学生や若者との新たな観光・交流機会の創出による地域住民の機運の醸成
●小型水力発電や再生可能エネルギーによるビジネス開発
●クラウドファンディングによる名物となる特産品の開発、販売など

注目のDX、IoT、人材・企業マッチング、ファイナンスなど、地域課題に合ったテーマでGAPsを開催し、新しい連携と展開による地域振興を目指すとのことだ。