ウェザーニューズは、8月13日4時頃に極大となる三大流星群(※)のひとつ「ペルセウス座流星群」の観測を楽しめるよう、12日夜〜13日明け方の全国の天気傾向を発表した。
当日は、湿った空気の影響で天気が崩れる地域もあるが、広い範囲で雲の間から流星を観測できる可能性があるとし、日本海側に比べて太平洋側で観測できる可能性が高いとのことだ。
なお、24時間生放送の気象情報専門チャンネル「ウェザーニュースLiVE」では、12日夜にペルセウス座流星群に関する特別番組を配信予定。国内4か所から星空の生中継を行い、ペルセウス座流星群の様子を視聴者に届けるとしている。
番組はウェザーニュースのウェブサイトの他、YouTube、ニコニコ生放送、TikTok LIVE、LINE LIVE、Facebookライブ動画、Twitterなど各種動画サイトで見ることができるため、流星観測が難しいエリアの人や外での観測が難しい人は、「ウェザーニュースLiVE」で流星中継が楽しめるとのことだ。
活動のピークは13日4時頃、12日は遅い時間ほど観測のチャンス高まる
2021年のペルセウス座流星群の活動のピークは13日の4時頃と予想され、8月12日夜~13日明け方の観測がおすすめだという。同流星群の放射点は、時間の経過と共に高く昇るため、少しでも多く流れ星を見たい人は、13日未明に観測するのが良いとのことだ。
今年は、関東では21時頃に月が沈むため、夜から明け方にかけて月明かりの影響がほとんどなく、とても良い条件で流星観測を楽しむことができるという。空の暗いところで観測できる流星数は、最大で1時間に50個程度となるとしている。
なお、流星群はペルセウス座の周辺のみに出現するわけではなく、放射点を中心に四方八方に流れるため、夜空のどこにでも出現。周囲が開け、街灯が少ない場所での観測がおすすめとのことだ。
(※)三大流星群:1月の「しぶんぎ座流星群」、8月の「ペルセウス座流星群」、12月の「ふたご座流星群」があげられる。