みちのくコカ・コーラボトリングは、本社を移転し、2021年9月21日より盛岡市中央通の新本社にて営業を開始すると発表した。
同社における従業員は全体で約1,400名(グループ会社含む)おり、そのうち本社人員の約110名が新本社へ移るとのことだ。
今回の移転については、ユーザーの多様なニーズに対してより迅速に応えながら、コロナ禍でクローズアップされた「場所や時間にとらわれない柔軟で多様な働き方」を従業員に提供すべきこと、また一方では、広大な敷地を有する現本社の有効活用を図る観点から、かねてより検討を重ねてきたという。
その結果、現本社を売却することで物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジスとの間で合意に至り、2021年9月30日をもって所有権を移転することになったとのことだ。
新本社は、公共交通機関によるアクセスの良さや同社が取り扱う清涼飲料水市場との距離の近さ、さらにはさまざまな企業・団体とのより緊密な連携のしやすさを考慮し、盛岡市中心部としたとしている。
同社は、1962(昭和37)年11月6日に盛岡市にて創業後、1965(昭和40)年に花巻市へ、さらに2002(平成14)年に現本社のある矢巾町へ移転してきた。
2022年には創業から60年の節目を迎えようとしており、引き続き北東北の人々へ、コカ・コーラ社製品とともに爽やかさと笑顔を届けるとのことだ。
■移転先概要
新本社: 岩手県盛岡市中央通一丁目7番25号 朝日生命盛岡中央通ビル 6F・8F
移転日: 2021年9月21日
みちのくコカ・コーラボトリングは、青森県・岩手県・秋田県を事業エリアとしてコカ・コーラ社製品を製造・販売している。
ライフスタイルをより充実させる清涼飲料水を届けるだけでなく、生活に密着したさまざまなビジネスを展開し、地域の人々の”前向き”で”ハッピー”なライフスタイルに寄り添う企業を目指しているとのことだ。
コカ・コーラシステムの一員であるとともに、今後も、北東北を拠点に事業を展開する地元企業としての使命と責任を果たし、前向きな変化と社会的価値を生み出しながら、持続的に地域社会の発展に貢献するための取り組みを行っていくとしている。