ネスレ日本と、ダイエットやボディメイクを食でサポートするMuscle Deli(以下、マッスルデリ)は、2021年6月28日、消費者の栄養・健康の問題解決のために、食事領域ビジネスで、協業することに合意したと発表した。

これに基づき、今後両社は、各々の強みを活かして、日本の消費者のクオリティ・オブ・ライフの向上に貢献することを目指し、商品・サービスの共同開発およびマーケティング・PR等における協業を行っていくとのことだ。

■今回のパートナーシップの背景

からだづくりを食でサポートし、健康でアクティブなライフスタイルを増やすというビジョンをもつマッスルデリと、世界最大の食品企業として150年以上の歴史と、食と健康に関して幅広い知見をもつネスレの日本法人であるネスレ日本が、消費者の栄養・健康の問題解決のために、食事領域ビジネスに共同で取り組むことで、日本の消費者のクオリティ・オブ・ライフの向上に貢献していくとのことだ。

今回のパートナーシップを通じて、マッスルデリは、ネスレが有するグローバルな調達力やイノベーティブな技術、そしてネスレ日本のマーケティングやPRに関する知見などを商品・サービス展開に活かすことで、事業拡大につなげていくことを目指すとしている。

ネスレ日本は、日本市場において「食事領域ビジネス」という新たな事業に参画することで、食品企業としてさらに広い分野で、日本人の生活の質を高めることに貢献していきたいと考えているとのことだ。

ネスレ日本 常務執行役員 Eコマース本部長 グンター・スピース氏は以下の通りコメントしている。

ネスレは「食の持つ力で、現在そしてこれからの世代のすべての人々の生活の質を高めていきます」というパーパス(存在意義)のもと、グローバルでビジネスを展開しています。
日本国内では既に、栄養・健康の課題解決を目指すビジネスとして「ネスレ ヘルスサイエンス」「ネスキーノ」を展開していますが、新たに食事領域のビジネスパートナーとして、マッスルデリと協業することで、今後さらに広い分野で、日本人の生活の質を高めることに貢献していきたいと考えています。
マッスルデリが展開する宅食事業はユニークで大きなポテンシャルがあり、将来の成長性が期待できることから、ネスレ日本として共同で取り組む大きな意義を感じています。

また、Muscle Deli 代表取締役社長CEO 西川真梨子氏は以下の通り述べている。

マッスルデリは、「食が生み出す最高の自分、最高の世界」というビジョンのもと、栄養管理された食事の宅配事業を運営してまいりました。
健康的で便利な宅食というサービスは年々ニーズが増しており、より多くの人においしくて栄養が整った便利な食事を届けていきたいと考えていました。そんな中、世界最大の食品企業・ネスレの日本法人であり、多くの人の食や健康に貢献しているネスレ日本と出会いました。
ネスレのグローバルな調達力・商品開発力、ネスレ日本のマーケティング・PRなどにより、良い商品、サービスを届けられると思ったのはもちろんですが、ネスレ日本のブランドを大切にする考え方、環境やサステナビリティへの取り組みに熱心な姿、そして「Good food, Good life」というビジョンにも共感したことが、今回のパートナーシップにつながりました。ネスレ日本と一緒に食の持つ力で、多くの人たちの健康や生活の質を高めていきたいと思っています。