関東サッカーリーグ1部に所属するクリアソン新宿は、新宿区との包括連携協定の1周年を前に、ブロックチェーン技術を利用した「クラブトークン」を発行。トークンと使って「サッカーの力を、大都会のまちづくりに活用できるか?」に挑戦すると発表した。
実施期間
2021年8月5日11:00~2021年9月19日21:00 予定
クリアソン新宿は「サッカーの力を、大都会のまちづくりに活用できるか?」というテーマを持って活動しており、地域をただの活動拠点にせず「サッカーの力を人や地域のために使うべきだ」という使命を持って、競技以外でも様々な活動をしているという。
昨年11月、クリアソン新宿は挑戦の舞台になる新宿区と、包括連携協定を締結。教育、多文化共生、観光・産業振興などの、様々な社会課題に対して、既存のサッカークラブの枠組みにとらわれず、事業者・行政・地域が一体となる活動を行なっており、今回は包括連携協定の1周年を前に、クラブトークンを発行するとのことだ。
クリアソン新宿は、競技面を強化していくだけではなく、トークン保有者に対して、地域と連携した様々なまちづくりの企画を提供することで、サッカークラブとしての社会的価値を高め、収益を地域活動に再投資する、そんな循環をつくりたいと思っているという。
サッカーを “ツール”にした、新宿の地域振興や課題解決を、トークンを購入・保有することで、応援したり、企画段階から参加したりすることができるとしている。
● トークン購入者と実施予定の具体的な取り組み ※予定
・クラブを通して、新宿の魅力を再発見するシーズンポスター制作
・地域とのコラボレーションプロジェクトやグッズ・商品開発
新宿でのプロモーション活動を、東京モード学園と産学連携し実施中
・地域の人が集うスタンドコミュニティづくり、スタジアム構想などの企画への投票
・トークン保持者限定、区内飲食店でのクラブ試合パブリックビューイング
・そのほか、試合結果やMVPなどの競技に関連する投票
Criacao Shinjuku PR・デジタル戦略室長であり、キャプテンの井筒選手は以下の通り述べている。
「クリアソン新宿は、サッカーを手段に、人や社会を豊かにすることをミッションに掲げています。大都会・新宿でサッカーが必要な文化になるまでの道のりは、簡単なものではありませんが、そのぶん、サッカーの力を証明できる挑戦だと思っています。新宿区との包括連携協定や、Jリーグの百年構想クラブ認定は、これまで日本サッカー界が成し遂げれなかった『都心でのサッカークラブ』への期待だと受け取っています。途上にいるクリアソン新宿に、トークンという新しい技術を介して、ぜひ参加してください。」