Notaは、ネクイノが運営するオンライン診察でピルを処方するアプリ「スマルナ」に、ユーザーのどんな質問にも答える「Helpfeel(ヘルプフィール)」を導入したことを発表した。

オンライン診察でピルを処方するアプリ「スマルナ」

生理や避妊に関する疑問や悩みは人それぞれ

スマルナは、婦人特化型オンライン診察プラットフォーム。生理や避妊で悩む人と医師をオンライン上で直接繋ぎ、ピルを届けたり、助産師や薬剤師が相談を受け付けるスマルナ医療相談室を運営している。

2018年6月にサービスを提供開始して以降、10代〜30代を中心に多くの人々が利用し、2021年5月時点でスマルナアプリのダウンロード数は累計50万件を超えているとのことだ。

生理や避妊に関するトラブルが発生した際、特に若い世代においては自分自身のからだのことやピルについてよく理解していないため、誰に相談してよいか分からず、適切な医療にアクセスできないといった課題が挙げられている。

「スマルナ」ではこれまで、アプリ上のチャット機能やメールでの様々な問い合わせに対応していたが、サービス利用者から寄せられる様々な不安や疑問を解消する、より分かりやすい情報提供が求められていたという。

どんな質問にも答えるFAQシステム『Helpfeel』が生理や避妊で悩む人の疑問を解消

今回導入する「Helpfeel」は、ユーザーのどんな質問にも答えるFAQシステム。

独自の革新的な技術「意図予測検索」と精緻なデジタル辞書によって、曖昧な表現やスペルミスなども吸収しつつ直感的なキーワード検索で疑問を解決可能なFAQサイトを構築し、導入後もコンサルティングサービスを通じて継続的な改善活動の主導を続けていくことで、FAQサイトの利便性をさらに高めていくことが可能であるとのことだ。

今回、「スマルナ」利用者から寄せられる疑問への効率的な対応、そして中期的には利用者自身が課題を解決できる体制構築に向けてFAQの充実化・インターフェースをアップデート。

Notaは今後、FAQシステムの展開、コンサルティング支援を通じて、カスタマーサポート部門をはじめとする企業課題解決の支援を拡大していくとのことだ。

「スマルナ」、FAQシステム