任天堂とコロプラは、コロプラのスマートデバイス向けゲームアプリ「白猫プロジェクト」に関する特許権侵害訴訟(東京地方裁判所 平成29年(ワ)第43185号 特許権侵害差止等請求事件)について、和解することに合意したと発表した。
当該和解は、コロプラが任天堂に対して、同社特許についての今後のライセンスを含めた同件訴訟の和解金を支払い、任天堂が同件訴訟の訴えを取り下げることを内容としている。
和解の対象となる特許は、同件訴訟に係る、日本国特許第3734820号、日本国特許第4262217号、日本国特許第4010533号、日本国特許第5595991号、日本国特許第3637031号および日本国特許第6271692号。
法令規則上の義務による開示を除き、同件訴訟に係るその他の和解条件については、秘密保持義務により公表できないとのことだ。
なお、コロプラは、今回の合意に伴い、2021年9月期の第3四半期において、訴訟関連引当金繰入額として特別損失33億円を計上したという。