ローソンは、8月4日より順次、大阪市内のローソン4店舗で、Luupが運営する小型電動アシスト自転車および電動キックボードのシェアサイクルサービス「LUUP(ループ)」を導入すると発表した。
Luupは2021年4月より大阪キタ・ミナミのエリアにて同サービスを開始しているが、近畿地区のコンビニエンスストア店頭に設置するのは今回が初めてとなる。今後、個店のニーズに合わせ導入店舗を拡大する予定であるとのことだ。
新しい生活スタイルの中で、通勤や買い物など近場の移動の際に“密”を回避するため、電車やバスなど公共交通機関での移動を避ける人が増えているという。
LUUPは、駐車場がない都市部の店舗でも軒先などの小スペースにも設置できる利点があり、ローソン店頭に導入することで、利便性の向上が図れるとのことだ。
ローソンでは、2020年8月より東京都内の店舗に「LUUP」を導入し、現在5店舗に設置している。
2016年より店頭スペースにシェアバイクの設置を行い、現在は「LUUP」のほかに、ドコモ・バイクシェアの「ドコモ・バイクシェア」、OpenStreetの「ハローサイクリング」、neuetの「チャリチャリ」の4社のサービスを12都府県の301店舗に導入しているという。
今後もローソンは、ユーザーの変化に合わせたサービスの展開を推進していくとしている。
<ローソン導入概要>
サービス時間:24時間 ※雨天時等、利用できない場合がある
<LUUPサービス概要>
・サービスエリア
東京都渋谷区、目黒区、港区、世田谷区、品川区、新宿区、大阪市
一部対象外の区域では、電動キックボードの走行禁止道路がある。サービスエリアはアプリ内マップにて確認できる。
・利用方法
専用アプリをインストール後、アプリ上に表示される地図から利用可能な台数を確認し申込み。自転車のQRコードをアプリで読み取りロックを開錠し利用。
・サービスの特長
(1)短距離移動に適した“軽さ”を追求しつつ坂道などを軽い負担で登れるよう電動アシスト力を強化した自転車を採用
(2)小型の自転車で専用のスタンド設置等も不要なため、小スペースでポート設置が可能
(3)短時間の乗車に適した利用料金設定