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神戸市は、国からのワクチン供給量の急減を受け、一時的に新規予約の受付を停止していたが、第12クール(8月16日~29日)でのワクチン配分通知があったことから、優先予約対象者について新規予約受付を再開し、順次接種を進めていくと発表した。
なお、大規模接種会場(ノエビアスタジアム神戸)では、学校園・保育所等の教職員・保育士等の予約受付の再開を前倒し、予約ができた日から接種を行うことにするとしている。
現在、新規感染者数は増加傾向にあるが、高齢者についてはワクチンの接種により感染者数が激減している一人で、学校園・保育所などでは散発的に感染者が発生している状況であるという。
このような施設でのクラスター化を防止するために、教職員・保育士等に対するワクチン接種を進める必要があるとのことだ。
そこで、大規模接種会場(ノエビアスタジアム神戸)での教職員・保育士等に対する接種については7月30日から予約受付を始め、予約ができた日から接種を行うことにするとしている。
これに加えて、業務の性質上、人と密接に接する業種として神戸市での優先予約対象としていた従事者についても併せて予約を受け付けるとしている。
1.予約ができる人
以下の条件に当てはまる市内在住者および市内の以下の施設等に従事する市外在住者
ア)7月30日から予約ができる人
1)60歳から64歳の人(2022年4月1日までに60歳の誕生日を迎える人を含む)
2)高齢者施設および障害者施設の従事者および居宅サービス事業所など訪問系サービス事業所の従事者
3)医療機関で実習を行う市内大学・専門学校の医療系学科の学生、実習に同行する教員
イ)8月10日から予約ができる人
1)保育所、幼稚園、認定こども園、地域型保育事業、認可外保育施設、障害児通所支援事業所(児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援)の保育士・教職員
2)母子生活支援施設、児童家庭支援センター、児童養護施設、乳児院、児童心理治療施設、一時保護所の職員
3)特別支援学校、小・中学校、高等学校、高等専門学校の教職員、青少年育成センター、こうべ学びの支援センター、神出自然教育園の職員
4)児童館・学童保育施設の職員、母子保健事業の職員
5)高齢者の介護相談窓口(あんしんすこやかセンター)で勤務する職員、要介護認定調査員
6)障害者地域生活支援拠点および障害者相談支援センター、しごとサポート(障害者の就労支援窓口)、発達障害者相談窓口で勤務する職員、障害認定区分調査員
7)柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師
8)理容所・美容所に勤務する理容師または美容師
9)公共交通機関(鉄道、バス、タクシー、船舶、航空の公共交通機関で直接乗客と接する従業員)
なお、イ)に該当する人が、大規模接種会場(ノエビアスタジアム神戸)で接種を希望する場合は、7月30日から予約ができるとのことだ。
2.予約の方法
【集団・大規模接種会場での接種を希望する場合】
予約サイト(神戸市公式ホームページからリンク)、区役所に配置するお助け隊、またはワクチン接種コールセンターで予約が可能。
なお、市外在住者(神戸市以外の自治体が発行した接種券を持つ人)は、コールセンターでのみ予約が可能。
【かかりつけの診療所・病院でのワクチン接種を希望する場合】
自身のかかりつけの診療所・病院でワクチン接種を受け付けているかを確認し、診療所・病院ごとの予約の受付方法となる。
3.予約ができる会場・医療機関
○モデルナ社製ワクチンを使用する集団・大規模接種会場
○ファイザー社製ワクチンを使用する集団接種会場
○個別接種医療機関(診療所・病院)(8月10日以降の接種)
なお、接種ができる診療所・病院は、神戸市公式ホームページでも確認ができる。