NTTデータは2021年9月14日に欧州・中東・アフリカ・中南米地域(以下、EMEAL地域)の地域統括会社「NTT DATA EMEAL」を新たに設立すると発表した。

同社は、EMEAL地域の25か国 38,000人の社員と、NTTデータグループ各社が進めてきた30億ユーロ規模の事業を統括するという。

同社設立によるEMEAL地域における事業運営の統合は、同社グループがより一体的なグローバル事業展開をするための重要な一歩であるという。

同社は、One NTT DATAとして全ての顧客に最適な、より価値の高いサービスを提供できるよう引き続き歩みを進めていくとのことだ。

NTT DATA EMEALについて

EMEAL地域における同社グループの事業運営を統合するため、2021年9月14日にNTT DATA EMEALを設立。

傘下に現everisとNTT DATA EMEAを配すとしている。なお、CEOには現everis CEOのFriedrich Hoderlein Cabistany氏が就任するとのことだ。

同社設立の具体的な目的は以下の通り。

● グループビジョン・バリューの浸透
● 組織の簡素化および体制強化
● NTT DATA単一ブランドによるシームレスなサービス提供
●同地域におけるNTTグループとの連携加速

これらを踏まえ、引き続き顧客と社会のデジタルによる変革を支援し、持続的な成長に貢献するとしている。