ライトアップは、出前館に、ライトアップが提供する助成金・補助金自動診断システム「Jシステム」のOEM提供を開始したと発表した。
Jシステムの活用により、出前館の加盟店舗に、オンライン上でいち早く公的支援制度(助成金・補助金)の情報提供を行うことが可能となる。
また、事業再構築補助金を通じたテイクアウト・デリバリー等の新規事業の実施を支援するとのことだ。
提供サービス
●助成金・補助金自動診断システム「Jシステム」の提供
新型コロナウイルス感染症対応制度も含め、最新の助成金・補助金を企業ごとに自動診断できるシステムを提供するという。これにより、インターネット上で、各社ごとの受給可能性が高い助成金を数分で調べることが可能となる。
●各種助成金のコンサルティング「Jコンサルティング」の提供
無料電話相談およびオンライン相談を実施し、様々な助成⾦制度の制度説明・条件診断・作業説明・申請を行う⼠業⼿配の相談を受ける。オンラインを通じ、簡単な⼿順で相談・依頼・⼿続きをすることが可能となる。
●事業再構築補助金の申請支援サービスの提供
予算1.1兆円の大型補助金「事業再構築補助金」を活用した新規事業の実施を支援。飲食店限定の手数料割引キャンペーン(手付金無料、成果報酬5%)を実施し、特に厳しい経営環境となっている企業を支援するとのことだ。
業務提携の背景
現在、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴い、日本全国の企業経営は深刻な状況に直面。
国や地方自治体は、様々な公的支援策を講じているが、中小・個人事業主からは「どの制度が自社で活用できるのか分からない」「手続きが複雑で難しい」などの声が多数寄せられ、支援制度を十分に活用できていない状況であるという。
経営状況の悪化により、倒産の増加が懸念されるなど予断を許さない状況となっているとのことだ。
ライトアップが提供する、補助金・助成金受給支援サービスは2020年3月までに延べ1万社を超える中小企業に提供。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により全国の経営者から助成金の相談や悲痛の声が寄せられ、一刻も早く「情報伝達インフラ」の整備が必要と考え、2020年4月に「Jシステム(助成金自動診断システム)」のOEM提供を開始するに至ったとしている。
2021年7月時点で700社を超える企業や金融機関に「Jシステム」を導入し、全国の企業・団体との提携に積極的に取り組んでいるとのことだ。
ライトアップは取組みにより、出前館の取引のある顧客に向けて、「Jシステム」を駆使し、最新の各種公的支援制度を迅速に提供し経営支援を行っていくとしている。