ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」は法務省人権擁護局と連携のもと啓発キャンペーン「アスリートへの写真・動画による性的ハラスメント防止」〜「誰か」のことじゃない。〜 を2021年7月27日より2021年9月5日まで開催すると発表した。
期間中、TikTokアプリ内特設ページの開設ならびにアスリート・クリエイター協力のもとで制作した啓発動画を公開。
また、被害を受けている人への相談先として各種人権相談窓口の連絡先を同ページ内で掲載するとのことだ。
スポーツの競技大会等において競技用ユニフォームを着用したアスリートが胸や下半身を強調した写真・動画を撮影され、当該写真・動画がインターネット上で無断掲載されるなど、アスリートに対する性的ハラスメントが社会問題となっているとのことだ。
同キャンペーンでは、啓発動画を通じてアスリートへの写真・動画による性的ハラスメントは、アスリートやその家族、多くのファンや関係者を傷つける卑劣な行為であることを広く知ってもらうと同時に、アスリートが安心してスポーツができる環境を守るべく相談窓口を掲載した特設ページを開設。
動画制作にあたっては法務省監修のもと、「知って・学んで・防ぐ」をコンセプトにアスリート・クリエイター協力のもと、要点を絞ったわかりやすい表現で発信するとのことだ。
これによりアスリートに限らず、スポーツを楽しむ幅広い層に課題を知ってもらうとともに、社会全体で抑止していくことを目指すとしている。
■ 啓発キャンペーン概要
●タイトル:「アスリートへの写真・動画による性的ハラスメント防止」〜「誰か」のことじゃない。〜
●実施期間:2021年7月27日〜9月5日
●動画配信アカウント:TikTok安全推進チームアカウント
今後も、TikTok Japanは法務省と連携のもと、人権に関する各社会課題についてショートムービーを活用した動画発信・啓発プロジェクトを実施していく予定であるという。