ソフトバンクのグループ会社であるヘルスケアテクノロジーズと、ソフトバンクグループとソフトバンク、ならびにヤフーの3社が共同出資するPayPayは、キャッシュレス決済サービス「PayPay」のアプリ内から、ヘルスケアテクノロジーズが販売する新型コロナウイルス感染症の唾液PCR検査キットを購入できるミニアプリ(「PCR検査キット」の提供を開始したと発表した。
今回のミニアプリの提供により、ユーザーは、「PayPay」アプリ内にある「PCR検査キット」のアイコンより、ヘルスケアテクノロジーズのWebサイトを経由しPCR検査キットを一層手軽に購入できるようになるとのことだ。
検査キットを購入すると、自宅に検査キットが届く。その後ヘルスケアテクノロジーズが提供するヘルスケアアプリ「HELPO(ヘルポ)」をダウンロードし、検査日を登録。手順に沿って検体を採取して、所定の方法で検査センターへ返送する。
ソフトバンクグループの子会社であるSB新型コロナウイルス検査センターが提供するPCR検査による結果が出た後、検査結果は「HELPO」で確認できるとしている。
<PCR検査全体の利用手順について>
<PayPayアプリ内の「PCR検査キット」ミニアプリの使い方>
今回PayPayは、「PayPay」を通してさまざまなサービスを提供しユーザーの生活をもっと豊かで便利にする「スーパーアプリ」へ向けた取り組みの一環として「PCR検査キット」をミニアプリへ追加。
ヘルスケアテクノロジーズは、「PayPay」のミニアプリで検査キットを販売することで、4,000万人以上の「PayPay」ユーザーに対して、PCR検査を手軽に受けられる機会を提供するという。
■「HELPO PCR検査パッケージ」について
ヘルスケアテクノロジーズは、SB新型コロナウイルス検査センターと協力し、共同で個人向け唾液PCR検査サービス「HELPO PCR検査パッケージ」を提供している。
ヘルスケアテクノロジーズが販売するPCR検査キットを購入すると、SB新型コロナウイルス検査センターが提供する唾液PCR検査に、オンラインで手軽に申し込むことができる(※検査キット購入後に必ずヘルスケアアプリ「HELPO」のダウンロードが必要となる)。
利用者は自分自身で検体を採取して、所定の方法で検査センターへ送ることで検査を受けられるという。検体採取日などの各種登録や結果の確認は、「HELPO」から簡単に行うことができる。
<「HELPO PCR検査パッケージ」サービス概要>
内容:
唾液PCR検体採取キット+「HELPO」の各サービス(オンライン健康医療相談、病院検索、一般用医薬品のECサイト「ヘルスモール」、オンライン診療サービス機能)
対象:
【推奨】提携医療機関がある、北海道、茨城県、栃木県、東京都、神奈川県、福岡県に住む人。
上記以外の地域に住んでいる人も申し込み可能であるが(沖縄・離島は除く)、「陽性疑い」の結果が出た場合に相談できる医療機関を自身で事前に確認する必要がある。無症状の人や濃厚接触者に該当しない人、医療機関から陽性と診断されていない人を対象としているという。
なお、感染が疑われる症状がある人や、濃厚接触者の疑いがある人は、医療機関での検査や医師の診断を受けることを推奨。
価格:
検査代2,000円(税抜き)と、配送・梱包資材費などを合わせた金額