INDEX
JALは、国内線のあらゆるタッチポイントでより安全・安心な空の旅を提供すると発表した。
リリースの概要は以下。
1.自動チェックイン機・手荷物預け機へのタッチレスセンサ設置が完了
2.全国内空港ならびに機内の抗ウイルス・抗菌コーティングが完了
3.搭乗時のソーシャルディスタンス確保のため、国内線の搭乗方式を変更
4.持続可能な社会の実現に向けた空港における環境負荷低減の取り組みの一環として、空港カウンターでの手荷物用ビニール袋を廃止しプラスチック使用削減に取り組む
1.安全・安心の取り組み強化
JALでは、最新技術の活用による非接触化の強化および衛生・清潔性のさらなる向上に取り組んでおり、あらゆるシーンで安全・安心に利用できるという。
①自動チェックイン機へのタッチレスセンサ設置全国展開完了
ユーザー自身で手続きを行う自動チェックイン機にタッチレスセンサを取り付けたことで、操作画面に直接触れることなく搭乗手続きをできるという。今回、自動チェックイン機を設置している全42空港において、タッチレスセンサの取り付けが完了したとのことだ。
②抗ウイルス・抗菌コーティングの全国展開完了
JALは、日ごろの清掃・消毒作業の徹底に加え、ユーザーにより安心を届けるため、2020年11月より本邦航空会社として初めて、空港や機内の抗ウイルス・抗菌コーティングを進めてきたという。
今回、JALが管理している空港のカウンターや自動チェックイン機、ラウンジ、車いす、ベビーカー、保安検査場トレイ、ステップ車に対する作業が完了。
また、市内カウンター(有楽町JALプラザ)やJALが保有する航空機の機内における抗ウイルス・抗菌コーティングも完了し、あらゆるタッチポイントでユーザーが安心できる旅をサポートするとのことだ。
③国内線搭乗方法の変更(グループボーディング)
搭乗口での機内への案内をグループ番号順の案内に変更。搭乗券や保安検査場で発行するレシートにグループ番号(GROUP1~GROUP5)を印字し、搭乗客に搭乗順を分かりやすく知らせるという。
これにより、多くの搭乗客が搭乗口付近に集中することを回避することができ、搭乗客同士のソーシャルディスタンス確保が可能となるとのことだ。
2. 環境負荷低減の取り組み
JALでは、CO2削減をはじめさまざまな環境課題に具体的な目標を定め、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めているという。
使い捨てプラスチック削減については、中期経営計画で経営目標に掲げているが、その実現に向けた取り組みの一環として、空港カウンターでの手荷物梱包用のビニール袋の提供を終了することを決定。
なお、ベビーカーならびに車いす用ビニール袋は、ユーザー自身の移動に必要な手段を保護するため、引き続き提供を継続。JALは今後も、さまざまな領域で、プラスチックごみ問題に向き合っていくとしている。
【提供終了予定日】
なお、提供終了日は変更となる可能性があるとのこと。
国際線:2021年8月31日
国内線:2021年9月30日